制作者(webmaster)
野嵜健秀(Takehide Nozaki)
公開
2001-08-27

『桜もさよならも日本語』

單行本
1986年1月25日 發行
1986年2月10日 2刷
新潮社
ISBN4-10-320604-7
新潮文庫版
平成元年7月25日 發行
新潮社
ISBN4-10-116905-5

「あとがき」より

この『桜もさよならも日本語』は『日本語のために』の続篇ですが、前著同様、多種多様の話題をいろんな口調で論じた、雑然たる本になつてしまつた。(中略)乱雑といへば確かに乱雑かもしれない。しかし、わたしと日本語との関係はこれほど広汎で複雑で厄介なのです。多分あなただつて同じはずだ。そのことさへわかつてもらへれば、一冊の主題はずいぶん鮮明になると自負してゐます。

目次

  1. 国語教科書を読む(朝日新聞)
    1. 分かち書きはやめよう(1983年5月16日)
    2. 漢字配当表は廃止しよう(1983年5月17日)
    3. 完全な五十音図を教へよう(1983年5月19日)
    4. 読書感想文は書かせるな(1983年5月20日)
    5. ローマ字よりも漢字を(1983年5月23日)
    6. 漢語は使ひすぎないやうに(1983年5月24日)
    7. 名文を読ませよう(1983年5月26日)
    8. 子供に詩を作らせるな(1983年5月27日)
    9. 古典を読ませよう(1983年5月30日)
    10. 話し上手、聞き上手を育てよう(1983年5月31日)
    11. 正しい語感を育てよう(1983年6月21日)
  2. 言葉と文字と精神と(中央公論社刊『国語改革を批判する』[日本語の世界16])
  3. 日本語へらず口
  4. 大学入試問題を批判する(週刊朝日)

參考

内部
國語國字問題解説
外部
今日のひとりごと(001122)金田一春彦,言語表現,丸谷才一
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