超近代の思想
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坪内祐三
略歴
昭和33年、東京生れ。
ダイヤモンド社の
雇はれ社長
坪内嘉雄氏の子息。
坪内逍遙(本名雄藏)とは無關係。
早稻田大學文學部卒業。卒業論文は「福田恆存論」。卒論指導教授は
松原正氏
。
1979年12月、
福田恆存
の知遇を得る。
「東京人」(發行・
都市出版
:發行人・粕谷一希)の編緝者だつた。
現在文筆家。「本の雑誌」「週刊文春」などに連載を持つ。
『「文藝春秋」八十年傑作選』の「編集だより」を正かなで書いてゐるが、正字正かなには好意的でない。「正字正かなはコスプレ」發言で、アンチ正字正かな派を勢ひづかせた罪は重い。
坪内氏は、「實用的一邊倒」である事に反對してゐるやうだが、妙に「樂しげ」なものを稱揚する傾向がある。また、「實用一邊倒」の「現代仮名遣」「常用漢字」を平氣で使用してゐるのも、主張と根本的なところで矛盾を孕んでゐる氣がする。
執筆ペースが異樣に速い氣がするのですが。
著書
最近の著作はフォローし切れてゐません。何か知らないうちにバンバン新刊が出てゐるし。
單獨著作
ストリートワイズ
1997年4月20日發行
晶文社
ISBN4-7949-6301-7
シブい本
平成9年6月15日第1刷
文藝春秋
ISBN4-16-352950-0
靖國 單行本
1999年1月30日
新潮社
ISBN4-10-428101-8
靖國 文庫版
「8月15日は靖國神社にとつて特別の日ではない」「終戰記念日に首相が公式參拜するのは政治家のパフォーマンス以外の何物でもない」と指摘。
「文庫版あとがき」
神道の作法を守らない政治家の「參拜」を、「土足で人の家に上がるやうなものだ」と言つて、神社關係者が嫌つてゐると批判。
「文庫版あとがき」
2000年7月
新潮社
新潮文庫
古くさいぞ私は
2000年2月10日初版
晶文社
ISBN4-7949-6419-6
慶應三年生まれ 七人の旋毛曲り
初出:「鳩よ!」1996年3月號〜1999年10月號。
第17回講談社エッセイ賞受賞。
2001年3月22日第1刷發行
マガジンハウス
ISNBN4-8387-1206-5
文学を探せ
2001年9月
文藝春秋
後ろ向きで前へ進む
2002年8月5日初版
2002年9月10日2刷
晶文社
ISBN4-7949-6540-0
卒業論文を收録。
雑読系
2003年2月10日初版
晶文社
ISBN4-7949-6559-1
一九七二――「はじまりのおわり」と「おわりのはじまり」
2003年4月
文藝春秋
ISBN4-16-359680-1
新書百冊
2003年4月10日発行
新潮社・新潮新書10
ISBN4-10-610010-X
編著
20世紀ニッポン異能・偉才一〇〇人
共編著。
朝日新聞社
「明治の文学」(全25巻)
新しいぞ明治は! 「明治の文学」(全25巻)今秋刊行開始!
Webちくま
明治文学遊学案内
2000年12月
筑摩書房
ISBN4-480-82342-3
禁酒宣言
上林暁著
坪内祐三編
1999年10月
筑摩書房・ちくま文庫
「文藝春秋」八十年傑作選
平成15年3月10日第1刷
平成15年3月25日第2刷
文藝春秋
行状記
岩波文庫版『茶話』(
薄田泣菫
著)解説
冨山房百科文庫版『完本茶話』を高く評價しつつ、「創元版を底本とした岩波文庫版は重要な隨筆を落してしまつてゐるので今一つよろしくない」と苦言を呈してゐる。
本の編緝が拙い事をはつきり述べる解説者も珍しいが、それをそのまま載せてしまふ出版社も珍しい。
野口悠紀雄批判
『「超」勉強法』にも、『知の技法』にも目を通していない。そして、目を通していなくとも、私には分かる。これらの本が語るものが、私が読書に求めているものではないことが。
「わが友の生涯」(今日出海)より
の小林秀雄の論法に似てゐる。
野口悠紀雄Online
外部リンク
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Google 検索: 坪内祐三
參考
坪内祐三トークショーレポート
図像学というアリバイ―坪内祐三と加藤典洋/浅田彰