相變らずじりじりとダンテの『神曲』を讀んでゐます。
註釋を讀むと、結構ダンテの個人的な事情や趣味がぶち込まれてゐるやうで、面白い。
「諸君!」2003年2月號の書評で、潮匡人氏、こんな事を書いてゐる。
新訳ではないが、新潮社の第六次小林秀雄全集に当たる、『小林秀雄全作品』の刊行開始にも注目したい。初回刊行『1 様々なる意匠』の帯は謳う。「初めて新字体」「初めて新かなづかい」「初めて脚注」と。ゆえに第五次全集までは『考へるヒント』であったタイトルも『考えるヒント』へと生まれ変わる。評価は分かれるだろうが、既に文春文庫でも『考えるヒント』と題して収録されており、主要な流れは「新かなづかい」へとシフトしている。
新訳による市場開拓の可能性は、外国語の翻訳に留まらない
、と云ふ文脈での發言なのだけれども。
変わったところでは、民放の高視聴率番組でも採り上げられた『アポロってほんとうに月に行ったの？』(朝日新聞社)が大きな反響を呼んだ一冊だ。……(中略)。中身の評価は大きく分かれるであろうが、"証拠写真"に基づく同書の具体的な指摘は「トンデモ本」と方付けることのできない説得力を持っている。
潮先生……。
紙の惡い雜誌のページをOCRソフトにかけても、うまく讀取れない。
「Web creators」。表紙にW3Cのとっぷぺーじのキャプチャ畫像を使用。
中身は今までと全然變らない。羊頭狗肉。
下の文章について、高坂氏、「さうぢやない」と「奇魂通信」で辯明。
それでその私の「推測」ですが、アメリカのイラク攻撃の動機として考へられるものは四つあります。
- 宗教的動機
- 反米勢力に対する恐怖心の解消といふ動機
- イスラエルを守るといふ動機
- 戰略的物質である石油資源の確保といふ動機
の四者です。そして、この四者を併せて、「アメリカの威信とアイデンティティに關はること」と概括することができるでせう。
云々について。
高坂さんの「『絶對的對米從屬論』を考へる」には、致命的な缺陷があります。驚くべき事に、「『絶對的對米從屬論』を考へる」の中に、「民主主義」といふ言葉が一度も出てこないのです。
高坂さんは、「アメリカが民主主義の擁護者をもつて自任してゐる」事實を完全に失念していらつしやいます。
と云ふ當方の指摘を完全に無視された。
反應があつたのは、その後の嫌みの部分にのみ。
野嵜さんとの議論で常に行き當たるのは、「絶對的對米從屬論」です。
なる嫌みに腹を立てて、こちらも嫌みを返したのだが、その嫌みにしか高坂氏は反應出來なかつた。自分が嫌みにしか反應出來ないのなら、自分も嫌みを言ふのをやめれば良いのに、と思ふ。
「反米保守」の主張ばかりを採上げて、「親米保守」の評論家を非難してばかりゐるのだから、高坂氏が「反米保守」贔屓であるのは明かなのだが、高坂氏自身は「可能性」と言ふ許り。
これでは左翼の「相對主義者」と變らない。
小林よしのりや西部邁の影響を受けてゐる「似而非右翼」の高坂氏など、信用しなければ良かつた。
惡いけれども、「奇魂」にはもう、二度と書きません。御世話になりました。
ビートルズのジャケットから煙草が消されたのに大騷ぎする癖、假名遣が改變された事には全然騷がない日本人。
晝間、私のゐない間に、「黒沢情報局」を名乘る人物から電話がかかつて來たさうである。
發信元を表示出來る電話で受けて、一々怪しい電話をかけて來る發信元の電話番號を公開してやらうかと檢討中。
この世には善人が多過ぎる。
善人なほもて往生を遂ぐ、いはんや惡人をや。
ハイ・コンテクスト・カルチャー（日）とロー・コンテクスト・カルチャー（米）という話は、何度か聞いたことがあるが、それを反応時間実験で明らかにしてしまうところに才気を感じた。日本語では、何が言われたかよりも、どんな語調で言われたかが重要なのだ。
文章でも、似たやうな事が言へると思ふ。語調のみならず、表記そのものまでもが、日本語では「重要な意味」を持つてしまふ。
ちはる先生の文章とは離れるけれども。
「正字正かなの文章を讀めない」と言ふのは勝手だけれども、と言ふのは「馬鹿を晒したければ勝手に晒せ」と云ふ事だが、「なぜ自分は正字正かなの文章を讀めなくさせられてゐるのか」と云ふ疑問を懷けないほど精神をスポイルされてしまつてゐるのは不幸だと思ふ。
Opera 7 Windows Finalがリリースされたので、導入してみた。beta2に上書きしたけれども、うちの場合、大丈夫みたい。
リストのマーカに畫像を指定した時のレンダリングがまともになつた。フォントにserifを指定されてゐても文字化けしなくなつた。その他。
「論理か、禮儀か」と云ふ二元論は、成立たない。
非論理的な事ばつかり言ふ人ほど、他人に禮儀を要求する。が、當人は禮儀正しくない。「慇懃無禮」な人は多かつた。
J-COMの@NetHomeのサーヴィスが、27日23時50分頃からをかしくなつてゐて、FTP出來なくなつてゐる。
セキュリティホールを塞がないのは問題らしいが、論理の穴を塞がないのは全然問題でないらしい。
電車の中で『神曲』を少し、家に歸つて小沼丹の短篇を少し讀む。
フランス語の勉強でもしようかと。
ヴェルレエヌの『呪はれた詩人逹』を少し讀んだ。
「呪はれた詩人」と云ふのは、彼等が、極めて優れた詩才を持つてゐて、にもかかはらず、或は、それゆゑに、世間からは侮蔑され、同時に本人すらも自分を侮蔑せずにはゐられない詩人だつたからだ。即ち彼等は不幸な詩人だつた、と云ふ事。
近代よりも前の詩人は詩人である事によつて幸福であつたが、近代の詩人は詩人である事によつて不幸になる。
そして、近代の詩人は、詩人である事を止めたとしても不幸である。ランボオの死は野垂れ死に同然だつた。
眞意を見ずに、字面だけ追つて、感情的に判斷するからをかしくなるんです。
しかしまあ、あの人、私に言及されたら調子に乘つて必ず被害者面するんですよね。あの人、被害者面する事しか知らないんでせうか。まあ相變らずだなと以下略。
被害者面する癖に、自分はいつまでも嫌がらせを續けるのだから、良い根性をしてゐると思ふ。
と言ふか、攻撃ではない批判に對してまで「攻撃」と云ふレッテルを貼られたが、それは誤解である。さう受け止められたのであれば、さうでないとこの場で明確にしたい。
それと、私も完璧な人間ではないのですが、それがあの人、許せないらしいですね。
と言ふか、「完璧でない人間である望月氏」が、どうして「言論3法の成立に断固反対します」とか「改悪児童ポルノ法つぶれろ」とか「CCCDよ消えてなくなれ」とか言つて、他人を攻撃してゐるのか、私には全く理解出來ません。
何と言ふか、漸く本を讀む氣力が出てきて、ジイドの評論を讀んでみたりした。
言ひたい事はわかる。言ひたい事はよーくわかる。わかる。わかりました。わかつた。
phoenixの「Page Source」でHTMLファイルのソースを見るとタグが勝手に小文字に変換されるのか。書かれたソースそのものでないってのは、面白いな。
記述内容の精度・確度については、著者は必ずしも此れを永続的に保障する物ではありません。悪しからず。
この一文。つつこまれ兼ねないので、別の文章に變へた方がよろしいかと存じますが。
単なるあげあしとりの繰り返しにつき今後コメントする気はありません。言葉じりとらえてあーだこーだ言われて甚だ不愉快。それと、その議論（らしきもの）から離れて、頭も冷やしたいし。正字正仮名[WNcS2 SYSTEM WARNING:単語『正字正仮名』の使用には注意してください]の話題が変に絡んでしまったのでさらに厄介なことになっていたりで。 まるで違う方向に流れているし。
まぁ、主張のstreamを言葉じりとらえてあーだこーだ言って破壊する (streamと違う方向に向ける)のって、おかしいです嫌がらせor喧嘩売りと、とられる場合もあり。
論理的じゃない
人間の主張にもstream
なんてものがあるんですか？ 何でstream
なんて横文字を使つて見せるんですか？ えーと、かう言ふのが「言葉尻をとらへる」つて事ですか。
でも、言葉じり
をとらへられるのが嫌なら、最初から言葉遣ひに氣を附ければ良いのではないですか。望月さん、以前から何度も甚だ不愉快
な目に遭つてゐるのに、どうして懲りないんですか。と言ふか、一々餘計な事ばかり望月さん、言過ぎぢやないですか。それでゐて他人から「餘計な事」を言はれると過剩反應するつてのはをかしくないですか。
望月さん、わざと言葉じり
をとらへさせようとしてゐるのではないか、とすら推測したくなるのですが、かう云ふ推測をさせる事自體が望月さんの仕掛けた羂なのかも知れないと思ふと、實に嫌な氣分になります。
ちなみに文節区切りがアレなのは、自動学習絡みで余計な”慣用句”を大量に学習してしまう副作用である側面もあるので、適時バッサリ切り捨てて行くとかなりマシになるッスよ＞野嵜氏。
うちのユーザ辭書を見たら。
なんてなつてゐたりするので、異樣な「誤變換」が出てくるみたいです。WXGくん、自分は正しく變換してゐる積りみたいです。
ユーザ辭書のサイズが6MBを超えてる。
ついでに。附屬語辭書のサイズが2.5MBある。
「莫・煩悩」は素晴らしいです。リアルタイムで觀てゐて唖然としたものです。所詮禅ですから、大した事はないんですが。通天閣スペシャルとかマイ・フェア・レディもどきの話とかも樂しかつた。
と言ふか、マイ・フェア・レディの映畫もミュージカルも觀てゐなくて、ショーの原作(「ピグマリオン」)しか讀んでませんが。
今年はショーの御芝居も讀まうかと。
ショーの"You can never tell"(邦譯『分らぬものですよ』岩波文庫)が、福田恆存の戲曲「解つてたまるか!」の題名の由來。
- 一般常識らしい「正字正仮名はそれ自体論理的に正しい」
- ある人『でも私は正字正仮名は生理的に受け入れられません。だから現代仮名遣いしか使いません。ごめんなさい。』
- 別の人『>>2よ、論理的に正しいものを受け入れられないのは（以下略）。それと現代仮名遣いは論理的に間違っている。だから（以下略）』と相手の意見と人格否定＆強制etc.
ちなみに書き直した文も論理構成は同じなので、これも屁理屈です。1と2からどうやつて3を導きだせますか？實際にさういふ非難を望月さんが受けたのなら、「それは屁理屈です」と返してやれば良いでせう。
例にあげた『論理のつながり』 ですが、指摘のとおり、1,2と3のあいだにつながりはありません。これはわざとです。あと、これをもって論理的と私はいっていません。私が問題にしているのは、1が論理的かどうかの問題であり、 1,2から3に行く過程で一見もっともそうに見えて実は矛盾が出ている、そこが問題だと主張してるつもりなのですが…。
いくらなんでも1,2,から3のつながりが『論理的』だなんて思っていませんよ。その部分を『論理的じゃない』と私を攻撃しないでください。
要するに1を武器にして、3の段階で（詭弁）攻撃をしかけるんです。
まぁ、そういうこと。そこが読み取れなかったのでしょうか…。
現実にはもっと『一見もっともそうに見える』パターンが多いです。今回のはわかりやすかっただけ。
これまではやや曖昧な書き方でしたが、今囘は「要するに1を武器にして、3の段階で（詭弁）攻撃をしかけるんです」といふ指摘で「論理を主張する人は、後に詭辯で相手を陥れる」と斷言されるに至つてゐます。更に正字正假名の問題も關聯あると臭はせてゐます。この邊り、實例などの根據が示されてゐないので全く論理的ではありません。先にも書きましたが、論理的に説明してください。それがないのならば、關聯付けること自體が詭辯でせう。とても惡質な文章だと思ひます。
えーとですね。
先日の「メディア３法」の件にコメント追加した件で、 闇黒日記(2002/04/10)より。
「闇黒日記」に、政治に關する建設的議論への提示はありません。政治運動に夢中になるのは馬鹿馬鹿しい事だ(からやめろ)と云ふのが私の立場です。
ご忠告ありがとうございます。・・・が、私にとって(残念ながら)それはご忠告じゃなくて余計なお世話になっちゃいます。過去の経験東大駒場寮存続闘争(1993～) から、そのへんのことはすでに身を以て学んでるので。
東大駒場寮存続闘争つて、左翼學生が、鬪爭據點を守る爲に、「棲家を追はれる」とか「自治」とか、全然關係ない御題目を稱へたあれから學んだんですか。「話のすりかへ」は左翼の十八番ですが、そんなもの、學ばないで下さい。
激しく不愉快な思いをさせられたので、当分ここの日記の更新はしません。
気分を入れ替えようにも復旧できませんでした。
場合によってはこのまま閉鎖するかもしれません。そのときは、またどこかでまた会いましょう。さようなら。
これを望月氏はいまだに恨んでゐるのだと、私の嫌みにかちんときて、それ以來望月氏は正字正かなを憎んでゐて、正字正かなを使つてゐる人間を見ると蟲酸が走ると、それだけの事なのです。
人の意見を余計なお世話
と嫌みたらしく切つて捨てておきながら、それに怒つた人間が嫌みを返すと拗ねてサイトを閉鎖して見せたりするやうな人間が望月氏なのです。論理的も糞もありません。
と言ふか、「望月氏は話のすりかへをしてゐる」と言はれたから望月氏、「お前らこそ話のすりかへが大好きなんぢやないか」と極附け返してゐるだけです。自分の過ちを糊塗する爲に、他人に罪をなすりつけ、盛んに宣傳してゐるのです。本當に東大駒場寮存続闘争
から望月氏、何かを學んだやうです。
ただの水掛けもしくは、ただの論破したいがための展開にしかならないので。それと最初に書いた方向性とまるで違う方向に持っていかれたため、強制終了。
あげあしとりばかりやられて、話をずいぶんそらされた感じ(--メ
望月氏、例によつて、自分に話が都合惡くなると、逃げてゐます。そして、惡いのは自分ではなく論爭相手である、と云ふイメージを周圍に與へようとしてゐます。いかにも左翼から宣傳戰のやり方を學んだ人物らしい、と言つておきます。
しかしまあ、望月氏、相手の「わざと使つた詭辯」を讀取れなかった癖に、自分は「技と詭辯を使つたのですよ、それも讀取れなかつたのですか? 困りましたねえ、アハハハハ」と言つてゐるのです。困つた人です。
World Wide Web の未来は、仕様を知らない人が使ってもきちんとしたマーク付けの文書を吐き出すオーサリングツール(の出現)にかかっているのだとか、そういう風な感じの言葉も聞かれるし、僕も少しはそう思う部分もあるのだけれど、やっぱり、文章が文章として成立してなきゃ、マーク付けも糞もねーだろとかも思う訳よ。ならいっそ、思考、文書化、マーク付けの全手順を機械が代わりに処理してくれりゃイイし、それなら、W3C なんてそもそも知らない人に対しても強くお勧めできるよねとか思う訳。ほら、昔あったじゃない、俺の伝説とか俺の次回予告とかああいうのでいいから意味なんか無くてもよいから面白くなくてよいからどうせ読まないから。勿論 Valid な HTML を出力するの。もうね、じゃんじゃん量産して頂戴って感じで。
ついでに、マーク附けされた文書の理解も機械化されたら完璧だが、その時ウェブは人間界から獨立する。
やつぱり、ウェブが人間のものである爲には、人間も努力しなければ駄目だと思ふのだ。マーク附けが難しいからと言つて、忌避してゐてはいけないと思ふのだ。
別に私は良い人ぶつてなどゐませんが、「義」さんは私に良い人になつて貰はないと困るやうなのです。「義」さんは良い人なのでせうか。
「闇黒日記」が無くなつたら、「義」さんの所爲です。「義」さんを恨んだり呪つたりして下さい。
ところで「死ね」が駄目で「逝ってよし」がOKなのは、どうしてなのでせうか。
今夜も「義(actkyo015239.adsl.ppp.infoweb.ne.jp(61.210.245.239))」さんが正字正かな掲示板を荒してゐます。困つたものです。
私は「義」さん個人に、何一つ惡い事をしてゐません。なのに、「義」さんは私を恨んでゐます。全く理解出來ません。
「自分の思想を他人に押附けるな」と言つてゐる人がゐた時、その人に「『思想を押附けるな』と云ふ思想をお前は他人に押附けてゐるんぢやないか」「だから『思想を他人に押附けるな』等と言ふな」と言つてしまふのは、間違つた事なのでせうか。
筋を通せ筋を。通せない筋を通さうとするな。通せない筋を無理に通さうとして、「誤解された」「言ひ方が惡かつた」等と言ふのは、間違つてゐる。
ただ今一度考えていただけるならば、このように言いたいのです、「あなたは私の表明から感じた悪意を、拡大の連鎖に乗せてしまってはいないか？」と。
悪意の連鎖に対して悪意を抱いているのは中田氏だけだ。私にしてみれば、惡意が擴大しようがどうしようが知つた事ではない。
私が一度悪意を抱いてしまったならば、それはどこまで悪意として残るのです。私はそれを防げません。それでも私はその悪意がなくなるようにと願います。せめてそう願わなければ、その悪意が発露してしまうことを防ぐことなど、できないからです。
とかなんとか、小難しいこと書いてますけどぶっちゃけまとめると「もっと愛しあおうぜ！」みたいな非常に馬鹿馬鹿しい子供じみたキャッチフレーズになると思うわけですよ。「四の五の言わずにまずは優しい気持ちから始めてみようぜ」、ってね。
かう云ふ事を言へるのは、Whiteこと中田吉法氏が誰かと「愛し合つた」事がないからだ。
のあたんはこどもなのでむづかしいことはわかりませんが。
指摘すりゃぁあーだこーだ、屁理屈捏ねて逃げる。被害者面する。しまいにゃ”手前ぇが言えた義理か”と来る。んなん最初から解っとるわい。覚悟の上で誰かがやらなきゃしょうがねぇだろう？
「敵はない」が「てきはない」としか讀めない、と云ふ御指摘を多數、頂戴しました。
この手の問題は一應、正假名遣の「問題點」として、議論の對象になるかと。
それから、携帶電話からのウェブ閲覽に關しても、御報告をいただきました。どうもありがたうございます。
ウェブブラウザの市場シェア、携帶電話の數は勘上に入つてゐるんでせうかねえ。
大修館書店の雜誌「月刊言語」が「遊びたがる言葉」と云ふ特集を組んでゐる。松本恭幸氏が「『２ちゃんねる』におけるジャーゴン」なる記事を書いてゐて、幾つかのアレな用語を解説してゐる。さくらﾀﾝ、ﾊｱﾊｱ…
とか、欝だ死のう
とか。
論理的な文章を書けばそれで良いのかと言へばさうでもないのだらうが、論理的な文章を書けるやうな人ならば、頭ごなしに道徳的な御説教をしたり、鄙劣な嫌がらせをしたりして、私を惱ませないだらうと思ふので、論理的な文章を書かうとする人がこの世に増えて欲しいと望むだけなのである。
生きてゐますので、心配なさらないで下さい。
「野嵜死ね」とか常日頃思つてゐる人は、がつかりしたかも知れませんが。
CCCDなんてものを何で出すのだらう。コピーされたくなければ、アナログレコードを復活させれば良いのではないかと思ふが。
ウェブログなのださうだ。
僕を怒らせる目的で文章を書いたりリンクを張ったりする野嵜氏は「惡質な筆者」です。
と言つてゐるいずし氏は怒つてゐるのだらうか。取敢ず、私がいずし氏の、最近の一聯の失禮な發言に怒つてゐる事だけは、いずし氏に傳はらなかつたやうだ。
「論理的に正しければ何をやつても良い」等とは思はないが、「嫌ひならば、それが論理的に正しからうが如何だらうが、中傷したり、侮蔑したりして良い」と云ふ意見にも、贊成出來ない。
私は好きではありません
、とか、生理的にうけいれられない
とか言へば、何をやつても免罪される、と考へるのは、一體どう云ふ事なのだらう。
私は「子供」だから、感情なんて難しい事は、良くわかりませんが。\
江洲さんが、使いたくて、納得して、使っているのに、自分が納得できないからとわざわざ干渉（無節操な質問は干渉だよ）するのか、さっぱりわからない。
望月氏が絡むのは、私に對する私怨が原因。望月氏は、私に恨みがあつて、「坊主憎けりや袈裟まで憎い」、私の使つてゐる正字正かなも憎くなつて、それで以前から嫌みたらしく日本語推奨。なお、現代かなづかいじゃないと読んでくれないかもです。
と書いてゐて、これは以前「正字正かなは讀めません」とはつきり書いてゐたのですが、今、江洲さんが正字正かなを使ひ、正字正かなに關する論爭をしてゐるのを見て、江洲さんまで憎くなつた――それだけの事です。
望月氏の思考の流れ(推測)。
あの人、どうもこの手の思考パターンに陷りがちで、困つた事だと思ふ。何かを憎くなつたら、その何かに關係するものが皆、憎くなつてしまふのである。だから言論３法の成立に断固反対します!!
なる望月氏の意見に私が苦言を呈したら、望月氏、私の事が憎くなつてしまつたのである。
今すぐに己に悪意あることを認識し、悪意なきことを願え。それでも己は悪意を吐くであろうが、ともかく己を戒めよ。
己を戒めよは結構だが、あんたは本當に自分を戒めてゐるのか、と小一時間問詰めたい。
道徳的な説教を平氣でする人間がゐる。あんたにそんな事をする資格はあるのかね。俺には道徳的な説教をする資格はない。だから、理窟を持出して、論爭をするのだ。
一方的な説教を俺はする氣がない。それは、一方が偉くて、他方が偉くない場合にのみ、成立する事だからだ。雙方向的な論爭ならば、當事者は互ひに對等だ。そして俺は「平等主義者」だ。道徳的エリートの存在を、俺は認めない。
良い本を讀むのは、或意味、不幸になる爲だ。
文章以外の事も反省してゐる。
どうして俺はこんなに文章が下手なのだらうか。もつと上手な文章を書きたい。
「千と千尋の神隠し」の畫質なんぞ、知つた事ではない。そんなに宮崎アニメが良いですか皆さん。宮崎アニメなんか、子供騙しですよ。
今夜も眠れない。
アニメの録畫體制が事實上崩潰してゐる。取敢ずストラトス・フォーだけ追つかけてゐる現状。或は慘状。
一貫した事を言はないやうにする、と云ふ點で一貫してゐる徳保氏。
全体としては意味不明でしょうが、部分についてはわかっていただけるのではないかと。
そんなもの、わかつても仕方がない。
或は、部分的には合理的だが、全體として筋が通つてゐない、と云ふのは、氣狂ひじみてゐる。
私はかつて、「スタイルシート移行の手引き」を見つけるのに少々てこずった記憶があります。必読、などと紹介された記事があったので、ぜひ読みたかったのですが、一度は発見を諦めたくらいです。検索エンジンに引っかかるようにすれば、私と同じ苦労をする人は減るでしょう。私はそこに価値を見出します。
意味がわからない。
見つけるのに少々てこず
る人がゐて、何が惡いのですか。私と同じ苦労をする人
が減つて、どうしてそこに價値があると言へるのか。
「壓縮ファイルも檢索對象に入れて欲しい。檢索サイトにはそれが可能だ」と返答する事を、徳保さんには奬めたいのです。
立場のあやふやな人とは、話し辛い。何を言つても、ぬらりくらりと躱される許りで、張り合ひがない。
立場の確りしてゐる人とは、眞面目な話をすれば、疲れる事は疲れるけれども、詰らなくはないし、張り合ひがある。
本屋で、新潮文庫の棚をじつと見詰めてゐたら、本を買ひ始めた頃の、本の列を見るだけで感じたときめきのやうな感情を思ひ出して、それがまた今も感じられる事に氣附いて、正直、吐き氣を催した。
あの頃の本屋の棚とも、今の本屋の棚とも、自分の部屋の本棚の表情はまるで違ふ。非道く間違つた道を來たやうな氣がした。
家に歸つたら、家族に「顏色が青い、どうした」と言はれた。
頭が働かない。鬱ではないけれど死にさう。鬱なのではない。
或意味鬱。死なう。
もう二週間も、毎日の睡眠時間が四時間を切つてる。
いろんないみでどろぬま。
これは私にとっては全く奇妙ではありません。私は徹底してダブルスタンダードを貫こうなどと考えてはいないのです。場当たり的に、でたらめにダブルスタンダードを持ち出したり、原理原則を守ったりするのです。CSSについては、原理原則を守った方が私にとって楽です。だから原理原則を守る立場を明らかにしているのです。つまり私は、一貫性のないことに一貫するという愚は冒さないわけでありまして。
あきれてものも言へない。
要するに、「自分に都合の良いものは何でも利用する」と云ふ事で、徳保氏の態度は一貫してゐる譯だ。そして、徳保氏自身、それを認める譯だ。
私の書き方が悪いのでしょうか。全然、それは私の考えと違うのですけれども。私が書いているのは、転載する場合には責任も持っていってほしいという話。……
野嵜さんに質問なのですが、意地悪で誤読しているのですか。それとも私の文章が下手で、本当に真意が伝わっていないのですか。
だつて、あの「著作権放棄」の二つ目の文章、主語が無いんだもの。
最初の文章が、徳保氏自身の態度の表明なら、主語のない次の文章も、當然徳保氏自身の態度の表明であると、讀者が讀んでしまふのも當然でせう。
しかし、私の誤讀が意地悪
に基くものであると、徳保さんは何を根據に判斷なさつたのでせうか。或は、なぜ意地悪
なのかどうかを問ひ質さうとなさつたのでせうか。ただ、間違ひなら間違ひと言へばそれで濟むのではないですか。拒絶
と云ふ言ひ方が氣に入らないとか、さう云ふ非難をされて、私は不愉快です。
おっしゃる通りです。ただですね、私は「私の國語教室」は読みました。正字をある程度読めるよう、だいぶ読み取りの練習もしました。まるきり何もしていないというわけじゃあない。まだ書くところまで勉強が進んでいないという状況なんです。
正字の勉強は結構ですが、正かなの勉強はなさつてゐないのですね。そして、私は何度も漢字よりも假名遣の方が重要だ、と言つてゐるのです。ですから、徳保氏の勉強の方法は、私の主張を拒絶した事を、事實上、示してゐるものです。
黒と白の間に灰色はないのか、と。
と云ふ言ひ方も、私の日頃の主張を頭ごなしに否定するもので、私にとつては拒絶
の態度にしか受取れません。
「黒」なら「黒」、「白」なら「白」を支持する人間が、妥協の爲とか、相手に歩み寄る爲とか、さう云ふ目的で「灰色」を選擇する事はあり得る。しかし、最初から「灰色」なるものを選ばうとする事は、それ自體、卑怯だ、逃げだ、としか私には思はれない。
とにかく、徳保氏の文章は意圖が取りづらいし、徳保氏が何を考へてゐるのかは全く理解出來ない、と云ふ事だけは言つておきたい。「逆切れ」と言はれようが、知つた事ではない。私の徳保氏批判は、部分的に間違つてゐたとしても、大筋では間違つてゐない筈だ。
徳保氏に他人を批判する資格はない。或は、徳保氏の「批判」は、批判になつてゐない。ただ、他人にいちやもんを附けてゐるだけだ。一貫した立場を取るべきだと主張する人間が、一貫しない事を言つてゐる人間を批判する事は出來る。しかし、一貫しない事を言つてゐる人間が「一貫した立場を取るべきだと主張する事はそれ自體が間違つてゐる」等と言ふのは、批判ではない。なぜなら、一貫しない事を言つてゐる人間にとつて、正しいと云ふ概念は存在せず、それは即ち、間違ひと云ふ概念も存在し得ないからだ。
Opera 7でのレンダリングの事を考へないのは、徳保氏の自由でせうが、考へろと徳保氏に言ふのは私の自由でせう。譯が分りませんが。
見られてもというか、事実その通りですよ。自分の都合のいいようにやっているんです。ただ、壓縮ファイルを解凍する手間を惜しむというだけの話ではないですよ。解凍して転載したのは、検索エンジンに引っかかるようにするためでもあるのです。Tipsの情報は、多勢に利用されるべきだと思っています。
検索エンジンに引っかかるように
してどうしようと言ふのだらうか。本當に情報を利用したい閲覽者ならば、檢索エンジンにそのものずばりの情報が表示されなくても、評判なり何なりを調べて、解凍される前の壓縮ファイルの存在を知るのではないですか。或は、Tipsの情報が多勢に利用されるべきだ
の「べき」とは、どう云ふ事ですか。利用されなくたつて良いぢやないですか。もちろん、利用すべきだと徳保さんが主張するのも自由ですが、私が反對するのも自由でせう。良く知りませんが。
そもそも、なぜ検索エンジン
の事を考へなければならないのですか。檢索エンジンが壓縮ファイルの中身を檢索しない實裝状況を、徳保氏は一切考へなければ良いぢやないですか。
徳保氏は、ただ自分に都合の良いやうに、場当たり的に、でたらめにダブルスタンダードを持ち出したり、原理原則を守ったりする
、とおつしやるが、ならば當然、場当たり的に、でたらめにダブルスタンダードを持ち出したり、原理原則を守ったりする
非難も徳保氏は受容れて良いでせう。徳保氏は受容れない自由を持つのかも知れませんが、さう云ふ徳保氏に受容れろと言ふのも私の自由でせう。譯が分りませんが。
人名用漢字を擴大する方針を森山法務大臣が發表したさうだ。年内に戸籍法施行規則を改正して、「人名用漢字」を現行の285字から1000字程度に増やすらしい。
例によつて、文部科學省を拔いて、餘所の省廳が獨斷專行する形で、漢字制限が緩和される。
しかし、好い加減、漢字制限そのものを見直すべきだと思ふのだが。
そもそも、日本人が漢字を使ふ機會そのものを奪ふ是非、漢字を讀めるやうになる教育を受ける機會を奪ふ是非こそ、議論されるべきだ。
「漢字は減らすべきだ」と主張をしたい人は勝手にすれば良い。だが、豫め、日本人が漢字を使へないやうな状況を作り出し、それを既成事實とする事によつて、漢字制限の押附けを正當化するのは、良くない事だ。
議論拔きで、一部の人間が國家權力を乘つ取つて獨斷で物事を決めるのは、まともな民主主義國家のやる事ではない。そして、國語國字改革は、一部の人間が文部省を乘つ取つて強行した、非民主的な「改革」だつた。
抱き枕
……。
抱き枕を毎晩抱いて寢てゐたら、腕の筋肉が丈夫になつたりはしませんかね。毎晩抱き枕を抱いて寢てゐた爲、異常に腕の筋肉が鍛へられ、一撃で熊を絞め殺せるやうになつた傳説の駄目人間とか。
兩腕が痛い。それと足。理由は某所で傳説を作つた爲。
私は感性的な人間なので、思ひ附いた事は一應、理窟を考へたり、根據を探したりして、それから書いてゐます。少くとも、日記ではさう。
私は感性的な人間だから、思ひ附いたらそのまま書く、等と云ふ事は、危なつかしくつて、すべきでない、と思つてゐます。
他人から突つ込まれたり罵倒されたりするのが當り前のウェブで、自己防衞の意識がないのは暢氣過ぎる。批判された時に反論出來るやう、豫め考へて文章を書くのは、當然の態度だ。
もちろん、自分が間違つた事を言つてゐる事はあり得るし、誰かに自分の間違ひを指摘される事もあり得る。その時、恨み言を言つても仕方がないと思ふ。
私も昔、恨み言を言つて、記事に書いた事がある。けれども、それもアレなので、そつと恨み言を削除して、正しい情報だけを殘しておいたら、「參考になる記事」としてリンクされてゐたりする。
本日の誤變換。「は知りませんでした」
ううむ、失礼。”走りませんでした”と来るか＞WXG4。
うちのWXG4くんも、助詞の存在に氣附かない事があります。文節の區切り方が變なのは當り前。
繁字(正字)、旧かな(正かな)に関してもいろいろ誤解があったので、 いまさら過去の日記を訂正することはありませんが、 全部撤回してお詫びもうしあげたく思います。長いのでコメント。
「正字」をねこぽん氏がわざわざ「繁字」と呼ぶのは、一體全體、どんな根據に基いての事なのでせうね。罵詈雑言を書きちらかす
事が問題なのではなくて、根拠のない
事を書きちらかす
事が問題だ、と云ふ事に、ねこぽん氏、まだ氣附けないやうです。
また、いろいろ誤解があった
、とは、何と言ふ言ひ種でせうか。「自分(とは詰りねこぽん氏)の意見は正しかつたが、相手(とは詰り野嵜の事)が勝手に誤解して自分を不當に攻撃した」と言つてゐるやうなものなのですが、ねこぽん氏、この事を自覺してゐるのですか。もし自覺してゐるのなら、ねこぽん氏は「惡質な筆者」ですし、自覺してゐないのならただの「厨房」です。
それに「やっとかめやなも」とも「げなげな話はうそやったげな」とも書きたいし。 なので「現代かなづかい」も全面的に支持するわけではありません。
……ああ、かなづかいと文法と統語法をいっしょにしちゃいけないですね。
方言を、正字正かなで書いて惡いと云ふ法は無いですし、正かなで書いた方が良い場合もあります。「煽る」「水」などはその良い例です。
しかし、いっしょにしちゃいけない
、とわかつてゐて、それでゐてわざといっしょにし
て見せるのは、一體、どう云ふ事なのでせうか。
正字というのは、科挙(むかしの中国で行われていた登用試験)で使うべき文字、として定義されていました。よくでてくる康煕字典はそういう立場のようです。何の理由もなくいつでも絶対的に正しい、という意味ではありません。そう見えるという点で損をしているとは思いますが。
どうもこの邊りも、ねこぽん氏は「誤解」してゐるやうです。私は、「當用漢字」「現代かなづかい」が公示され、政治ないし權力によつて暴力的に國語が改變される直前にまで一度戻つて、そこから改めてやり直さう、と言つてゐるのであり、福田恆存氏も『私の國語教室』でさう主張してゐるのであり、國語問題協議會もさう云ふ立場で運動をしてゐる筈です。
生半可な知識を振りかざすのも好い加減にして貰ひたい、と思ふのですが、ねこぽん氏、全部撤回してお詫びもうしあげたく思います
、と言つてゐて、なぜか長いので
と一々斷つてコメント
にしてゐたりするのは何か含むところのある事を暗示してゐるやうで變だと感ずるのですが、執拗につつこまないであげた方が良いのかも知れないので、「斬る」のも好い加減にしておきます。
と言ふか、この手の非難は、當方にとつては「假名遣Q&A」に書き足すべき事項に氣附けるきつかけとなるので、必ずしも歡迎せざるものでもない。
本日の名言。
ならば、あなたもそれを見習うべきだと考えますが、いかがでしょうか？
「WebDesigning」2月號が出てゐる。特集「正しいSEOのススメ」で、檢索エンジンのクローラにも「アクセスし易い」サイトの作り方を扱つてゐる。
正しい記法で、正しい内容の記事を書いて、正しいナヴィゲーションを實現してゐれば、問題は無い、と云ふ話だ。
とほほ氏の「ホームページ入門」のテクニックを使つたサイトは、全うな方法で作られたサイトに、敵はない。