闇黒日記



戰時下

平成14年1月31日

ユーラシア大陸東部を示す用語を新規創設すべきではないかとさえ思う今日この頃。

「大東亞」つて、考へてみれば、面白い用語ですよねー。

平成14年1月31日

戦争が答ではないと言ふのは勝手だが、「平和だけが答」と云ふ信念に凝り固まるのもいかがなものかと。


「戦争か、平和か」が問題なのではなくて、實は「特定の信念に凝り固まる事」が問題なのである。明示的な對立構造よりも、暗示的な對立構造こそが屡々重要である。

平成14年1月31日

私は夕飯で、雪印乳業のバターとチーズを食べました。


自分の會社を襃められて嬉しく思ふ会社員は今、日本にどれだけゐるのだらう。

平成14年1月31日

中國と言つたら、廣島とか、岡山とか、あの邊りを指すに決つてゐます。


いわゆる中華人民共和国のことを支那( ATOK14 では変換できないのな。笑。)とわざわざ表記しているサイトをさとみかんからのリンクでも見かけるわけだが、何故敢えて支那? 肝心の支那人達が嫌がらないのなら支那と読んで一向に構わないらしいんだけど。そもそもこれって差別表現云々以前に死語だと思ってた。僕は物心付いたときから彼の国を中国と呼ぶ人々に囲まれていたので中国と呼んでいる、ただそれだけ。ポリシーなんてないです。

或語が自然に死語となるのは別に問題はありません。が、或語を、人爲的或は政治的に死語としてしまふのには問題があります。或語を使用「できない」状況は、「言論の自由」と云ふ觀點から見てよろしくありません。

既に「支那」と云ふ語は、右の人を選別する政治的な「リトマス試驗紙」の役割を果すやうになつてゐます。※Piro氏は、いやいやそうとも限らんはずだ先入観はいかんぞということで、疑問を呈してみた次第です、と釋明してはゐます。しかし、消極的な容認は、積極的な肯定や否定以上に、對象を擁護する態度です。

平成14年1月31日

譯が惡い、と云ふのは事實。


パンくずリスト、と云ふ用語は、何とかして貰ひたいですね。

"breadcrumbs"とは、「パン粉」とか「パンくず」の意味。通ってきた経路にパンくずを残すことで道に迷わないようにしたという童話、「ヘンゼルとグレーテル」の例えから、履歴(足跡)を残す目印の意味で使われる。

ヘンゼルとグレーテルは、パン屑を目印にしたのではありません。パンを千切つて道に落し、目印にしたのであります。

しかし、落したパンは、鳥に食べられてしまつて、ヘンゼルとグレーテルは家への道を見失ひます。二人は森の中で道に迷ひ、その結果、御菓子の家に辿り着きます。

平成14年1月31日

平成14年1月31日

beBit : ユーザビリティコラムがある。

Jakob Nielsen博士のAlertboxに比べると、貧弱な内容だが、比較するのは可哀想かも。

平成14年1月31日

平成14年1月30日

某所への書込みより。


「死に至る病」とは馬鹿の事である。

馬鹿は知性における、すなはち自己における病であり、そこで三樣の場合が考へられる。

キエルケゴールは絶望を論じて、「しかも救濟はまさに死ぬことにおいて、往生において、成立する」と述べてゐる。殘念ながら、馬鹿に關して、この言葉は眞理ではない。「馬鹿は死ななきや治らない」と言はれる一方、「馬鹿は死んでも治らない」と云ふ説も根強い。


一方、自覺的な馬鹿については、以下の事柄が知られてゐる。

いづれの場合も、馬鹿以外の何ものにもならうとしない邊が、この手の馬鹿の特徴である。馬鹿は、馬鹿であるがゆゑに惡いのではない、馬鹿以外の何かにならうとしないので惡いのである。


他人を馬鹿呼ばはりしてゐる人間は、馬鹿以外の何ものかに屬すると云ふ譯でもない。もちろん、馬鹿以外の 何ものかにならうとして、馬鹿を罵る人間もゐる。しかし、馬鹿以外の何者かであらうとする人間を馬鹿と罵つて快感を覺えるタイプの馬鹿も確かに存在するのである。このタイプの馬鹿は、馬鹿を罵る際に、一切の論理を用ゐず、レッテルを貼つたり、「常識」を振りかざしたりするのを常套手段とする。自分の罵倒が犯罪的である事に氣附かないのも、この手の馬鹿の特徴である。この手の馬鹿の目的は大概、相手を默らせる事であ る。相手が默るまで惡口を止めないし、相手が默るととても喜ぶ。

このタイプの馬鹿は、「迷信家」に多いが、イデオロギーを盲信してゐる人間にも屡々見られる。なぜか、本多勝一に心醉してゐる人間は、常にこのタイプの馬鹿である。

このタイプの馬鹿の知性は、ひたすら嫌みを言ふ事にのみ向けられる。手の込んだ嫌みを言つて、相手に腹を立てさせる。相手が腹を立てて、をかしな行動を取ると、この手の馬鹿は、鬼の首でも取つたかのやうに喜んで、さらに惡口をエスカレートさせる。

そして、この手の馬鹿は、常に匿名かダブハンを使ふ。

平成14年1月29日

HTMLハッカーは、ページ単体の構築には最高だが、インターフェイス・デザインはまったくわかっていないことが多い。

平成14年1月29日

ユーザ・インターフェイスの基本的なデザイン原則はミニマリズムである。

平成14年1月29日

ももいろ!

平成14年1月29日

ももいろ

平成14年1月29日

少しももいろつぽい。

平成14年1月29日

Linux導入のためのマシン、ちびちびとジャンク、中古品をかき集めて製作中。

こんな文章を誤讀する俺。

平成14年1月29日

「どこの板も一番異常なのは管理人だな。結局」

TokiMeki Networkの神樣、鋭過ぎ。

平成14年1月29日

ももいろコミューン一名樣御案内。

平成14年1月29日

勞作。

平成14年1月29日

學校の實習で製作したFM受信機を持歸る事になつたのですが、此れの使ひ道がなかなか見附からないので、何かに利用出來ないものかと考へて居たのです。

……。

次に考へたのが、PCのケースに内藏して聽ける樣にすると云ふもの。5inベイのカヴァを買つて此れの裏にアルミニウム板を固定して其の上に基板を固定し、カヴァに穴を空けて其處に電源・音量・同調スウィッチを取附け、電源はPCの電源から5Vを取る。此のPCのケースの裏にスピーカが附いてゐたので其れを驅動させれば出來る、と思つたが、PCの内部つてどう考へても雜音の發生源なので上手く受信出來ないのではないのか。

意外なやうで實は意外でもなんでもない事實ですが、モニタも結構ノイズを出します。

平成14年1月29日

「とっぷぺーじ」を久々に拜見したら、やけに恰好良くなつてゐて仰天。ISO/IEC 15445:2000は、10年は戰へる。

ちなみに、カナかな団の躁鬱は毎日見てゐます。


SnipeIt!は、初心に還れ、と云ふ事に。

平成14年1月29日

ここ一月の間、「何か」を落すだけで、動かしてゐない。

平成14年1月29日

ページの構成は予告なく変更されることがありますので、リンク先は http://members.jcom.home.ne.jp/jacobi/ でお願いします。

そんな御願ひをしても無駄だ。ページ構成どころか、サーヴァを移動せざるを得ない状況だつて、發生するのだ。

私はhttp://user2.allnet.ne.jp/noz/からhttp://members.jcom.home.ne.jp/ksmiracle/にURLを變更せざるを得なかつた。TITUSがJ-COMに吸收されたからだ。


もし、永續的なURLを確保したかつたら、http://www.purl.org/に登録すべし、登録後は出來る限りURLを生かしておくやう、努力すべし。

平成14年1月29日

組版関連のオブジェクトを作っているとどうしてもWebとこんがらがってきて困る。いや、困りはしないのだが、例えば『表組』。表に流し込んだテキストを、例えば「このセルのPadding設定はどうやったらいいのか」と言っても相手には伝わらないのである。マージン、という語句も理解してもらえなかった。

Wordで、「テキスト枠でfloatさせて」とか言つたりするやうなものですねー。謎。

平成14年1月29日

お笑いパソコン日誌經由。

某ライター氏からいただいた原稿。あまりにヒドくて全然進まない。“てにをは”の間違いならまだカワイイもので、主語と述語がまったく結びつかない文章なんてザラ。テクニカルページではなくてコラムに近いページなのが救いか。直せるだけ直す。

直さないでそのまま載せたらどうだらう。

平成14年1月28日

何かサーヴァが妙に重くなつてゐるYahoo!ジオシティーズが、「ジオゴング」でなんかアレなアンケートをやつてゐる。

一日だけ首相になった自分を想像
  • 田中真紀子に説教するも、返り討ちに遭う
  • 実家の両親へ電話するも、信じてもらえず消沈
  • 消費税廃止を強硬裁決、いちやくヒーローへ
  • 週休4日制を強硬裁決、GNP激減の第一歩へ
  • 重責に耐えられず、官邸に引き篭もり
  • 会社に出勤、いつも通りに仕事、帰りに一杯
  • つい余計な事を言ってしまい、森二世と後ろ指
  • 意外に業務が辛い事に気付き、一つ大人になる
  • 調子に乗って始球式に挑戦、右肩脱臼
  • とりあえず内閣を総辞職

と言ふか、櫻花さんのサイトに繋がりません。何とかして下さい。


3囘リロードしたら、繋がつた。と言ふか、繋がらない時にリロードして、無理に見ようとするのは、やめませう。重くなつてゐるサーヴァに、更に負荷をかけます。自戒。

平成14年1月28日

『五十音圖の歴史』

持つていかれた。泣き笑ひ。

豫算オーヴァ氣味だつたのと、「既に持つてゐる」と勘違ひしたのとで、棚に返した奴。價格は二千圓でしたね。

平成14年1月28日

「破邪巨星ダンガイオー」をちらと見てしまつたのですが、平野版エヴァですか。


私がANIMAXで「ふしぎ遊戲」を見ると、決つてぬりこさんが死ぬんですが、どうすれば良いのでせうか。他の話は全然見てゐないのに、あの囘だけ既に3囘見てゐる。鬱になるんで、何とかして下さい。

平成14年1月28日

で、しろはた經由。

平成14年1月28日

落語の文章は、平板な発音で読まれたら意味がとれなくなるので、おかしな日本語の文章です。

全て平板な発音で読まれたら意味がとれなくなる文章は常におかしな日本語の文章である」と云ふ論證がありませんね。また、全て落語の文章平板な発音で読まれる、と云ふ論證もありません。ならば、この伊藤さんの命題は、必ずしも眞ではない、と云ふ事になります。

しかし、平板な発音で読まれたら、どんなに巧みに書かれた文章でも、意味が取り辛くなるものではないですかねえ。逆に、どんなに駄目な文章でも、平板な発音で読まれて、意味がわかり辛ければ、批判される事がありません。小室が受け、スキャットが流行つたゆゑんです。閑話休題。


おききしますが、外箱の図案的効果に凝ると背綴じやにかわづけの強度が弱くなる、と、一體誰が主張したのでせうか。誰も主張してゐませんね。

お答えしますと、壽岳氏が

ところが今のわが国では、装の字におろかしくひきつけられるためか、たいていの出版者はもちろん、ひとかどのデザイナーで通用している連中までが、装釘の本質をとりちがえて、表紙や見返しの、さらには御苦労にもカバーや外箱の、図案的効果だとばかり思いこんでいる。だから、いつまでたっても工芸的にろくな本ができないのだ。

と主張しておられます。

それと、外箱の図案的効果に凝ると背綴じやにかわづけの強度が弱くなるとは、イコールなんですか?

イコールではありませんね。

また、野嵜さんが、

外箱の図案的効果に凝るデザイナは背綴じやにかわづけの強度を屡々考慮しない。

と主張してらしてます。

やはり、それと、外箱の図案的効果に凝ると背綴じやにかわづけの強度が弱くなる、とはイコールではありませんねえ。

伊藤さん、あなたは、「外箱の図案的効果に凝るいかなる場合にも、背綴じやにかわづけの強度は弱くなる」と言つてゐるんです。しかし、私も壽岳氏も、「外箱の図案的效果に凝るデザイナは、多くの場合、或は屡々、背綴じや膠附けの強度を考慮しない」と言つてゐるんです。全稱命題と、部分命題は、全然別のものです。


 ふむ。それでは、僕が「A_promptは42年後にも名を残しているだろう」と主張したら、この議論は2044年まで保留されることになりますか?

さあ?

私は唯物論者ではないので、さう云ふ「事實」に基いた話には、興味がありません。私は「イデアリスト」です。

あるいは、

「フォント弄り系」のサイトが後世に名を殘す事は、絶對にない。

というのは、後世の評価を待たずに今、言えるのですか。絶対、というのは、かなり強気な主張に思えますが……それはどんな理由からでしょう。

「そちらこそ、隨分強氣ですね」と申し上げませう。「フォント弄り系」のサイトの名前が後世殘ると云ふ根據こそ、全くないぢやないですか。「名が殘る可能性だつてあるぢやないか」では話にならないんですよ。

どうして後世の評価を待たずに今、言えるのか? ――文章が詰らないからに決つてゐます。文章が駄目なら全部駄目です。流行のものは全て皮相的なものであり、皮相的なものは全て廢れます。

そもそも、私の發言が強氣なのは、根據と云ふよりも、信念による發言だからです。ウェブサイトは、非言語的な表現と言語的な表現の結合です。伊藤さんは、主に非言語的な表現を重視して「フォント弄り」を評價してゐます。私は、言語の非言語的な側面のみで、ウェブサイトを評價するのは間違つてゐると信じてゐます。

見榮えだけを重視するのなら、「フォント弄り系」のサイトよりも、3D CG系のサイトに、もつと優れたデザインのところが幾らでもあります。

もつと言ふならば、「フォント弄り系」の「デザイン」はそもそも、デザインの名に價しない、あんなもの、屑です。單に稚拙なだけです。面白をかしいだけです。現代は「素人」が流行る時代だから、素人つぽい見てくれの「フォント弄り系」が受けてゐるだけです。しかし、素人がプロに敵ふ筈はない。

「フォント弄り系」でも、「フォント弄り」と云ふ非言語的表現が、言語表現である文章の内容と相乘效果を發揮してゐるならば、それはそれで結構です。しかし、少くとも、「A_prompt」はさうなつてゐない。それは伊藤さん御自身が認めていらつしやる事です。

しろはたならば、或意味後世に名を殘すかも知れませんが、「A_prompt」は、絶對に名を殘しません、斷言出來ます。はつきり言つて、「A_prompt」は詰らない


と言ふか、某あんてな管理者さんに御願ひしたいのですが、侍魂のチェックはしないでいいです。ちゆも要らない。

餘談ですが、侍魂のアクセス數があんなに凄まじいものになつてゐるのは、多數のアンテナが毎時、チェックに行つてゐるからではないですか。「闇黒日記」だつて、本當に人間に讀まれてゐるのかどうか。

平成14年1月28日

1/25の闇黒日記、eratta → errata かと。

errorもerrata(erratumの複數形)も、ラテン語のerrから出た語なので、頭にerrが附くんですねえ。


エラッタのエラッタを出すとは(Fankee_Jr的發言になるので以下自粛)。

平成14年1月27日

田中幸一氏が構造的貧困と書いてゐる。

あのな、「構造的貧困」なんて今日び、流行らないんだよ。おまへは本當に「構造的貧困」なるものを信じてゐるのかと問ひたい。問詰めたい。小一時間問詰めたい。

おまへ、「構造的」と言ひたいだけなんぢやないか?


本多勝一の亞流は全員馬鹿。

平成14年1月27日

Webサイトアンケートに思はず、「meta charsetで文字コードを指定する前に日本語の漢字やかなを使ふな」「そもそもx-sjisはやめろ」「font+tableデザインとCSSをごちやまぜにして使ふな」「imgのalt屬性が拔けてゐる」「DOCTYPE宣言を書けるやうなまともなHTML文書を公開しろ」とか書込みたくなつた。

事務所の佐藤三郎氏が國税廳の調査を受けた事よりも、ウェブサイトのリソースが出たら目極まるものである事の方を、加藤紘一氏はお詫びすべきだ。


政治家のサイトのHTML文書を斬り捲る企劃を檢討中。

平成14年1月27日

フォーマットを變更するついでに、一部の記述を修正。


なぜか、いまだに人氣があるんで、「トンデモ」な「ホームページ入門」を斬るコーナは、開き直つて更新を再開する積り。自爆まつしぐら。

平成14年1月26日

なんか凄い事になつてゐませんか?


ももいろコミューン(ねこめしにっき 2002年1月25日)に、この世が舞台(or 白鳥なぎさ私設応援団)も參加すべきですか?

と言ふか、バナーは貼つておきましたが。

平成14年1月26日

本日の買物 @ 東急澁谷古本市。

言語本質論
時枝誠記著・岩波書店
田中美知太郎全集 第8卷
筑摩書房
論語の新研究
宮崎市定著・岩波書店
現代思潮とカトリシズム
J.ロゲンドルフ編・創文社
日本語の誕生
村山七郎著・筑摩書房言語生活叢書
柿本人麻呂
山本健吉著・講談社名著シリーズ
國語史概説
今泉忠義著・白帝社
詩的なるもの
寺田透著・現代思潮社
ベルジャーエフ著作集8
白水社
國語の基準
新村出著・敞文館黎明選書
獨斷の榮耀――聖書見ザルハ遺恨ノ事――
塚本邦雄著・葉文館出版
神道 日本の民族宗教
薗田稔編・弘文堂

今囘はかなり充實してゐる。


吾妻ひでおの舊著がごつそり出てゐたりするし。唐木順三の著作もまとめて出品されてゐたし。

平成14年1月26日

漫畫家・岩原裕二氏のサイト。

LOBO:Galleryにある「GODZILLA」をMozilla Browserのスプラッシュスクリーンにすると恰好いい。


ちなみに、うちのPCのデスクトップには、「メジロ」が貼りついてゐる。

inserted by FC2 system