闇黒日記



闇黒囘歸

ノワール……そは古よりのさだめの名。死を司る二人の乙女。黒き御手はみどり兒の、安らかなるを護りたまふ。

平成13年9月15日

IE6導入濟みのWindowsMeを上書き再インストールしたあと、再度導入されたIE5.5にIE6を上書きインストールする事は出來ないみたい。

Microsoft殺す。

平成13年9月15日

Internet Explorer 6對策版「コンテクストメニュー追加セット」。

平成13年9月15日

気持悪いポイントは、「発言内容が、別の名前での発言とジャンルがぴったり重なってる」ってことです。ジャンルごとに名前を使い分けているというのはよくある話で、それだと知っていても全然違和感ないのですが、表面的には「匿名」な書き方になってて(実際匿名なわけだし)、でも「別の名前での活動」に関連したことにはおもいっきり反応していて、そういったあたりがすごく気持悪いんですねぇ。そんなに反応するぐらいなら、そっちの名前で堂々と反応すれば良いのに、と思うわけなのです。声が小さいのなら「ああ、ぐちってるなぁ(苦笑)」程度ですむのですが、どうみても大声で喧嘩売り買いしてますし。

というわけで、匿名化とか人格分けとかするならするで、もうすこししっかり使い分けされることを希望しておきます。ぶしつけでごめんなさいね。

平成13年9月15日

高原書店町田本店跡地はげーまーず町田店になつてゐたのかよ。

平成13年9月15日

Valid XHTML Basicは本家から公式のバナーがリリースされました。

本当ですか? 私のサイトを検証してもバナーは出て来ませんでした(もちろんValidです)し、W3Cのアイコン集をあさっても、validxhtml-basicのようなファイルは見当たりませんでしたし。

本当に公開されているのでしたら、是非とも欲しいのですが。

ISO-HTMLを中心としたバナーコレクション/PC Tipsの下の方にhttp://validator.w3.org/images/へのアンカーを用意しておいたのですが。

平成13年9月15日

私の吐いた暴言の最たるものが「被曝者だからつて威張るな馬鹿野郎」で、Yahoo!掲示板で自稱被爆者本人に面と向つて言放つたものである。


今囘の同時テロに關して、アメリカ人にもイスラム教徒にも一人の知り合いもいはしないのに、自分の実感が届く範囲内での「右翼/左翼」というような党派の力関係を投影し「理念」だの「正義」だの「宗教」だの「民族」だの「思想」だのを得々として語ることに倒錯している糞野郎がいるのだ、と云ふ意見が出てゐる。糞野郎とは言葉が穩當でない。

被害者やその身内、或は知合だからと言つて、テロに關して述べた意見が絶對のものになる譯ではないし、その意味ではアメリカにしろパレスチナにしろ、その正義は相對的なものに過ぎない。それは同時に、「事件に無關係」の日本人に發言權はない、とする理由はない、と云ふ事である。

問題は、發言が有效か無效か、と云ふ事を、日本人が實に大眞面目に論ずる事である。今囘のテロに關する發言や正義の有効無效を決定するのは、實に簡單な事で、議論の餘地はない。現實を見ればわかる通り、國家或は政治組織の正義は、最終的に軍事力によつて決定せられる。「それでは駄目だ」と日本人が幾ら言つても、世界の大多數の國家の國民は聞く耳を持たない。日本人の意見には、軍事力の裏附けが無いからである。


政治では「話し合ひ」の類が大事だと日本の「平和主義者」は強調するが、「話し合ひ」で解決しないから軍隊の出番がまはつて來る譯で、いざ戰爭だと云ふ時に「話し合ひ」で解決すべきだと主張しても意味がない。クラウゼヴィッツの言ふやうに、戰爭は他の手段を以てする政治の繼續である。政治の手段である「話し合ひ」が出來ないから戰爭になるのであつて、出來ないものを「出來る」と言張るのは、無理である。

一方で、言換へれば、政治とは他の手段を以てする戰爭である譯で、背後に軍事力の裏附けがあるから、外交の場で政治家は相手に強硬な態度をとれる。


政治は「話し合ひ」が原則といつても、「話し合ひ」で駄目なら軍事力に訴へてでも自國の正義を押通すぞと云ふ覺悟が、どの國家にもある。言はば、いざとなつたら命に代へてでも自國の正義は守る、と云ふのが常識なのであつて、さう云ふ意味で日本は非常識だ、と私は言つてゐる。

或は、國民の命は守りたい、自國の意見も押通したい、と云ふ極めて圖々しい態度を、日本は國際社會でとつてゐる、と私は言つてゐる。平和主義者が言葉を如何に美化しても、圖々しい事に變りはない。寧ろ、言葉で飾つた分だけ、相手は腹を立てる。

美化された言葉の、美化された部分に注目するのは美化した本人だけであつて、他人は本質だけを見る。「スタイリッシュな慇懃無礼」とか云ふ世迷ひ事を平氣で言ふ連中に、人情だけは理解出來ないらしいので、言つても無駄かも知れないが、まともな人間なら、慇懃無禮の本質が無禮である事は理解出來る筈である。美化された言葉の本質も、美化された部分に無い事は自明である。


究極的には、「人はパンのみにて生きる」(政治)か「人はパンのみにて生くるにあらず」(道徳)か、の問題になる。私はその兩者を區別し、兩者は對等であると考へる。さう云ふ前提に基いて、道徳をなほざりにする政治主義者に、私は抗議をしてゐる。「より善く生きる」とは「より善く死ぬ」と云ふ事であるから、單純に「生延びる」と云ふ事を、私は道徳的に評價しない。

平成13年9月15日

Windowsのfontsフォルダが綺麗さつぱり消える事故に遭遇。ディレクトリエントリが壞れて、フォントファイルが*.chkファイルになつて呉れました。

WindowsMeを上書きsetupしたら、すんなり入つて呉れたが、Internet Explorerが5.5に逆戻り。

平成13年9月15日

アメリカが犯人をでつち上げるのではないかと云ふ「冤罪事件」を今から心配して見せる人が非常に澤山ゐる。さう云ふ言動こそ、アメリカに濡れ衣を着せてゐるやうなものなのだが、「御人好し」には自分の罪が自覺出來ないものであるらしい。

アメリカは間違ひなく、全力で眞犯人探しを行つてゐるのであり、情報を非常に早い段階で把握してゐるのであり、オサマ・ビン・ラディンが黒幕である事の確證を既に見出してゐる。我々はアメリカを信頼して良い。アメリカの情報收集能力は、日本人の想像以上のものである。


でつち上げた僞の「犯人」を叩けば、後で現政權は徹底的に糾彈される――まともな知性の持主ならばそのくらゐの事は想像出來る筈だが、何かのイデオロギーに頭の中を染め上げられてゐる人間の想像力はさう云ふ方向にだけは働かないらしい。さう云ふ連中には、「敵」の行動を全て惡意で解釋すると云ふ傾向が共通してある。おそらくは、自分の惡意を敵と云ふ「鏡」に反映させてゐるのであらう。

實際のところ、當座の敵をでつち上げて吊し上げを行ふのは、さう云ふ連中の常套手段である。

平成13年9月14日

右翼・軍國主義政權によるアメリカ攻撃即ち「パールハーバー」から60年、世界貿易センターと國防總省を攻撃した同時テロを日本の左翼が「支持」してゐる。私は以前から何度も言つてゐるが、日本では、戰前の右翼支持者は、戰後左翼に單純に宗旨換へしただけなのである。


ピッツバーグに墜落した航空機のテロ犯人らは、ホワイトハウスを標的にしてゐたらしい。乘客たちがそれを阻止しようとして、その結果、飛行機は墜落したのださうである。

平成13年9月14日

300枚位あるんだつたら、ギザ10のS33と、ギザ無し10のS34,S64程度はチェックしてみたはうがいいかも知れません。

昭和64年の硬貨は1枚も無かつた事が既に確認されてゐます。ギザギザ入りと云へば昭和26年から30年迄の物だけだと思つてゐましたが、昭和33年にも存在する事は知りませんでした。今度此等も調べてみようと思ひます。

昭和33年の10圓玉は、極端に少いのださうです。

昭和64年の硬貨について。


と言ふか、今年は10圓玉50周年の年だつた譯ですか。

平成13年9月14日

JCA-NET はインターネット、コンピュータを市民運動の道具として活用していくことを支援する組織がほしい、というNGO、NPO、市民運動団体の人たち、コンピュータ技術者の人たちの声によって生み出されました。JCA-NETは現在、インターネットプロバイダでもあります。ユーザーと会員が使いやすい道具を提供することによって、市民社会の強固な基盤づくりのために活動します。

JCA-NET: 市民運動の本屋さん 試行版を見れば、明かに共産黨系。

ばけらさん、Alternative Mailing Listsを讀んで感心していらつしやいますが、あなたも共産黨支持者ですか。


共産主義の支持者は屡々言葉を「ソフト」なものに言換へて、人を騙す。

「新〜」とか「民主〜」とかいつてゐる團體や概念に、時として共産黨關係のものがあるから氣を附けなければならない。新日本医師協会、新日本婦人の会、新日本歌人協会、新俳句人連盟、新日本出版社、新婦人しんぶん。日本民主法律家協会、全日本民主医療機関連合会、婦人民主クラブ、日本民主青年同盟(民青同)、日本民主主義文学同盟、民主文学、民主青年新聞。

自由法曹団のやうに「自由」を騙る團體や、平和・民主主義・革新統一をすすめる全国懇話会のやうに「民主主義」を騙る團體もあるので要注意。


朝鮮民主主義人民共和國なんて、民主主義とは全然關係ないにもかかはらず民主主義を名乘る共産主義國もある。


日本共産党の有名な民主集中制は、獨裁の謂であり、民主制とは正反對の代物。

平成13年9月14日

アメリカのGeoCitiesから、「おめでたう、あんさんのほーむぺーじは大人氣だね。凄いデータの轉送量だよ。これではもう、タダでウェブサーヴァのスペースは貸せないね。有料サーヴァに移行せんかいゴルァ」(或意味意譯)とか云ふメールが屆いた。

「物置」がそんなに人氣だとは知らなかつた。掲示板のログつて、そんなに人氣があるのですか。


轉送量制限があると評判のportland.co.ukから文句を言はれた事は一度もない。

平成13年9月14日

期待の本質的HTMLエディタ。

平成13年9月14日

さて、いま日本が世界に訴えられることが一つあります。

アメリカは1000倍返しの国だよ。

あすか氏の意見は納得出來る。

平成13年9月14日

アメリカに負けた日本人が、學ぶべき事の中で唯一學ばなかつた事は、「アメリカは恐ろしい」と云ふ事である。

とにかくブッシュには「頑張るな」と言いたいです、と言はれたブッシュ大統領やアメリカ人が、日本人の事をどう思ふか。アメリカの事を恐れてゐないから、ばけら氏はかう云ふ危險な事を平氣で言へるのです。


ばけら氏は平和主義者だから、同じ平和主義者のアメリカ人しか眼中に入らないのでせう。それだから、相手をなめ切つた發言を出來るのに決つてゐます。

平成13年9月14日

日本國民は、恒久の平和を念願し、人間相互の關係を支配する崇高な理想を深く自覺するのであつて、平和を愛する諸國民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。

もし本氣でこの條文を信じようとするならば、軍隊はもちろんの事、自衞隊は廢絶しなければならないし、如何なる意味でも日本人が自分で「安全保障」の類に關らうとしてはならない事になる。日本の安全と生存平和を愛する諸國民によつて守られる筈であるから、日本人が自國の安全に興味を抱く事自體が許されない事になる。

然るに、現實の世界を見れば、テロリストもアメリカ國民も平和を愛する諸國民などではないのであつて、ならば日本國憲法が平和を維持し、専制と隷從、壓迫と偏狹を地上から永遠に除去しようと努めてゐる國際社會と言つてゐるのは大嘘なのであつて、その大嘘が前文と云ふ、憲法の精神を端的に述べてゐる筈の文章に表れてゐると云ふ事は、憲法自體が大嘘の上に成立つてゐるものであると云ふ事を意味する。即ち、現行憲法は眞赤な嘘に基いた出たら目憲法なのであり、前文を叩き切れば何とかなるといつた代物ではない。


日本人は、現行憲法の精神に飽くまでこだはるならば、自衞權の類及び自衞隊のやうな「力」を全て廢棄するしかないし、それ以前に現行憲法の規定をはつきり書き改めるべきだつたし、それを受容れられないのであれば、現行憲法を廢棄するしかなかつた筈である。しかし、日本人は「玉蟲色」が大好きだから戰後50年、保守派にも革新陣營にも都合良く利用出來る曖昧な現行憲法を維持し續けたし、「軍隊」とも「レスキュー隊」ともつかぬ自衞隊なる曖昧なものを維持し續けた。

結論を出さないで曖昧なまま物事を維持し續けて、それで好き勝手な御託を並べ立ててゐるのが現在の保守派と革新派である。兩者とも、本氣なのか、と私は疑ふ。本氣ならば、白黒を附けるべきである。


憲法信者に申し上げたいが、日本國の憲法の規定に國際社會は從ふ義務がないので、憲法は日本を守つて呉れません。憲法の理念は普遍のものではありませんから、そんなものでもつて國際社會を異常呼ばはりするのは夜郎自大と云ふものです。

反米を叫ぶ方々に申し上げたいが、アメリカの同盟國としてテロを受ける方が、アメリカの敵にまはつてアメリカの攻撃を受けるよりは増しなのであつて、下手にアメリカの惡口を言はぬがよろしい。

平和主義者に申し上げたいが、平和は崇高な理想でも何でもない、ただの自己保全本能に過ぎない代物であつて、威張れたものではないから、大聲で平和、平和と叫ばないで下さい。かと言つて、しをらしい顏をしつつ、執拗に食下がるのも、やめて下さい。弱者である事を楯に自己の主張を押附けようとするのは、強者による押附け以上に、嫌らしいものです。道徳的に自分は「強い立場」にあると思ひ込んでゐる人間が、弱者の立場を主張するのは、大變に狡い事です。

平成13年9月14日

夢だの希望だの願望だのを語れば良い、と云ふ譯ではないだらうに。


戰爭の美徳は青年の美徳。平和の惡徳は老人の惡徳。

平成13年9月14日

すみけんさんのいまいまに、コメントが仕込まれてゐるのは、皆さん、當然お氣附きですね。

「普通わかるだらう」とか言はれても困る、と云ふ話。

平成13年9月14日

<!---と、コメントにしては「-」が一つ多いやうな氣がする註釋宣言中のばけら氏の文章より。

その意図の向く先ってのは新たなテロを生むものなわけで、テロを生まない、悲劇を繰り返さない方向に進む、あるいはその道を模索しようと努力することが重要なのだと思う……ってのが私の考えなのですが、紀藤弁護士の「憎悪は更なるテロを生みます」という言葉を引用しているところから *普通は* 分かるので書く必要もないでしょう。「参加して欲しくない」というのも「国家として絶対に参加すべきではない」という主張であって、私はそもそも「軍事協力による国際貢献」は「貢献」などではないと言っているのですけれど、そういったことをぜんぜん理解できずに人の意図するところを勝手に決め付けて(勝手に誤解あるいは曲解して、たとえば、それは「自分だけよければ」という理論だ、とか)批判してしまうというパターンは、まあありがちです。述べられ済みというか何度も経験済みというか。

努力なんて無駄なものですし、さう云ふばけら氏の「意圖」なんぞを無視する「唯物的」な立場からはそれは「自分だけよければ」という理論だと云ふ結論が出て來るのも當然の事だと思ひますが如何。と言ふか、私がいつばけら氏の意図するところを決めつけましたかね。事實を述べただけではないですか。

そもそも、テロを生まない、悲劇を繰り返さない方向に、なぜばけら氏は進むべきだと考へてゐるのかを、全く説明してゐません。「憲法第九條に書かれてゐる」では、説明になつてゐません。ばけら氏は、HTMLの説明でも「W3Cの仕樣書やDTDに書かれてゐる」とやつてゐるのですが、なぜさう云ふ原則や規則が作られたのか、をばけら氏は説明しません。かう云ふのを「原理主義」と言ひます。

それにしても、わざわざ變な註釋宣言中にこんな文章を仕込まずにゐられないばけら氏の「意圖」は、一體何なのでせうねえ。

平成13年9月14日

ところで、アメリカは今回の事件はテロじゃなくて「戦争行為」だと言ってるわけだろ。日本が戦争行為を支持するのは憲法違反なのでは? という疑問が出てくるのではないかと思うが、ここで思い出したのはコミック「沈黙の艦隊」で、日本政府が自衛隊の指揮権を国連に譲渡する時に首相が国会答弁で述べた内容。つまり、日本国憲法が放棄している「戦争」は、第9条によれば、

国権の発動たる戦争と、武力による威嚇叉は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

というものだ。ということは、日本が軍隊を動かすわけじゃないから、支持しても別に構わないのか。

別にどう解釋しようと勝手だが、解釋しなければどうにもならないと云ふ時點で現行憲法が異常であるのは明らか。

今囘のやうな「非常事態」になると、憲法を持ち出して「憲法違反だ、誤り」と叫ぶ人が出て來るのは異常。憲法の記述が絶對無謬の眞理である、と云ふ譯ではないのは自明だと思ふが、わが日本國では自明でも何でもないらしい。


「日本國憲法」は昭和21年11月3日に公布されたのだが、1年前まで神風だ一億火の玉だと言つてゐた國民が、どうしてそんな短期間のうちに平和主義に凝り固まれるやうになるかね。「戰時中から國民は本心では平和を望んでゐたのだ」と平和主義者は反論するだらうが、國民が擧つて平和を望んでゐたにもかかはらず「一部の連中」に押へつけられてしまつたのだとするならば、それこそ平和主義の弱さを證明する事實ではないかね。


紀藤弁護士は「クリントン政権崩壊に前後して、世界中に国粋主義的傾向が蔓延しつつあることに憂慮を覚えます」と言っていますが、そのとおりのことを私も感じています。

「傾向」と云ふ欺瞞的な語を用ゐてゐるのは感心しないし、それに納得してゐるばけら氏の感性を私は疑ふ。国粋主義と斷言出來ないから紀藤弁護士は国粋主義的傾向と言つて誤魔化してゐるのだし、それに氣附かないのは感覺が狂つてゐるからだとしか考へられない。

ばけら氏にしても他の連中にしても、愛國心を國粹主義的傾向と言換へ、それを國粹主義そのものと取違へて否定してゐるに過ぎない。愛國心ならば、クリントン政権崩壊に前後して蔓延したのではなく、それ以前から「蔓延」してゐた。

清水幾太郎の『愛國心』を讀めば明かだが、フランス革命にしろ、ロシア革命にしろ、愛國心がその動機の一部を占めてゐた。近代國家成立以來、愛國心は「普遍」のものとなつてゐる、と言つても良いだらう。愛國心は、古いものであるやうでゐて、實はかなり新しいものである。

その愛國心から、現代人は誰も逃れられないでゐる。ばけら氏にしても、その他の左翼にしても、結局は日本に對する愛國心が發言なり行動なりの動機となつてゐるのは否めない。それは右翼にしても同じである。

ならば、「お前の愛國心は間違つてゐる」とか、愛國心を「國粹主義的傾向」と言換へて非難するとかいつた行爲は、愼むが良いのである。問題は動機とか信條とかにはない。現行憲法への「信仰」を告白をするのは全く無意味である。ただ、論理的に、誤りを指摘し、より増しなものを選ばうとするやうにすれば良いだけである。


「憲法の精神」で以つて、テロリストの信仰や、アメリカ人の愛國心に對抗しようとするのは、噴飯ものである。結局は、自分の價値觀で以つて他人の價値觀を裁斷しようとする感情的な行爲にほかならないからである。


と言ふか、不安不安、と言つて、不安を煽るのは、やめて下さい。愛國心を煽るブッシュ大統領の行爲を否定しておいて、ばけらさん、あなたは何をやつてゐるんですか。

平成13年9月14日

「憎惡は憎惡をしか呼ばない」と言つてアメリカに報復をやめさせようとする連中が澤山ゐるけれども、同じ文句で以つてテロリストを非難出來る、と云ふ事に、連中はなぜか氣が附かない。

もちろん、氣附く人もゐる。

あの犯人たちは、飛行機の操縦を学校で習いながら、何を考えてたんだろうか。頭の中で、ビルに突撃するイメージを描いていたのだろうか。

自分の命を捨てても、憎いアメリカに一矢報いたかったんだろう。でも、その行為が故郷をまたしても戦火に叩き込み、同胞たちの命を奪うことになるのは分かっていた上でやったんだろうか。

もちろん、わかつてゐたに決つてゐるのである。彼らは確信犯である。

だから、私はアメリカの報復を止めない。

平成13年9月14日

我々は、實はアメリカが報復をはじめるのを待つてゐるのである。

平成13年9月14日

事ある毎に、「日本は侵掠戰爭をした」と言ひ立てて、日本國政府の足を引張らうとする病理。

日本人が日本の惡口を言ふのは異常だと云ふ事に氣附かない日本人。


本氣で自分たち或は自分たちの御先祖樣が惡人である或は惡人であつたと思つてゐるなら、自殺でもすれば良いぢやないか。それが出來ないから、取敢ず政府の行動を何でもかんでも妨碍しようと考へるのは愚の骨頂。


或は、アメリカの屬國たるのは厭だと言ひつつ、共産主義中国の屬國たれと暗示するのは氣違ひ沙汰。

平成13年9月14日

話は変わりますが、私が「報復」という言葉で思い出すのは「中帰連」です。彼らが「報復」されていたら、こんなサイトも出来なかったことでしょう。

「報復」よりも「思想改造」の方が増しだと云ふばけら氏の主張には贊同し兼ねる。


中歸連の日本人は、中國共産黨から共産主義を注入されると云ふ「恩恵」を受けてゐる。言はば、中国が日本に送り込んだ「工作員」である。

破壞工作がテロなら、思想的な工作もまた「テロ」である。


ばけら氏がさう云ふ事に氣附いてゐないのなら(以下略)。

平成13年9月13日

それにしても、戦争を起こすには相手を特定でけへんで国家的威信とかいう幻想を守ろうとしても実父のようにはいかんブッシュ大統領の自らを鼓舞するような演説を聞いていると、器やない者がリーダーになるということの哀愁を感じてしまうなあ。

アメリカが轉けて大喜びしてゐる人が多いやうで、喜多哲士氏もその例外ではなかった譯だが、現在、テロ實行犯及びその支援グループのメンバー約50名が割出され、身柄を拘束されつつあるさうである。

アメリカ大統領が「口だけの男」である筈がない、と云ふ事を、なぜか多くの現代日本人は想像出來ない。自分のところのトップの權威を引つぺがせたからと言つて、全ての人間の權威が相對化されるものと思ひ込むのは早計。


それにしても、事ある毎に、根據なく、他人を憐れんで見せるメンタリティは異常。

平成13年9月13日

一昨日から昨日にかけて、海外のニュースサイトにOsama bin Ladenと書かれてゐるのをみて、「王樣?」と早とちりした事實。

平成13年9月13日

「テロが無くなれば良い」と言つてゐればテロが無くなるかと言へば、そんな事はない。好い加減「言靈信仰」は捨てるべきなのだが、この期に及んで「憲法第九條」に縋らうとする御仁がゐる譯で、あきれるやら情けないやら。

ともかくアメリカには絶対に戦争などしないで欲しいし、仮に戦争が起きたとしても、日本には絶対にその戦争に参加して欲しくありません。少なくとも日本国憲法第9条は私の願いの後半を叶えてくれるはずなのですが……。不安です。

とにかくブッシュには「頑張るな」と言いたいです。アメリカの行動によっては、アメリカの同盟国であり米軍を駐留させている国がテロの対象となる確立が上がるのですから、無責任に応援なんか出来ません。

日本がテロ攻撃を忌避して、テロリストに屈伏すれば、日本人以外の誰かが死ぬ事になる、と云ふ事くらゐは想像して貰ひたいもの。

或は、テロによる犠牲者の死を「無駄死に」にしてしまへ、と主張するやうな意見だから、感心しない。「自分だけ助かれば良い」と頭の中で考へるのは勝手だが、それを公の場で述べるのは恥知らずの行爲である。

人はいざと言ふ時まで、「本能を剥き出し」にすべきでない。殺戮本能であれ、生存本能であれ。


アメリカの行動に異を唱へるのは、アメリカに喧嘩を賣る事と同義である。今までアメリカは國外でのみ、戰爭を行つてきた。それゆゑ國内の中樞に直接攻撃をかけられると、意外な脆さを見せた。それはさうだ。

だが、日本がアメリカから離反すれば、アメリカはアメリカ國外の日本を戰場に戰ふのである。

はつきり言ふ。私は、テロリストよりも、アメリカの方が恐るべき敵である、と考へる。テロ攻撃よりも、アメリカと戰爭をする事の方が、日本にとつて惡い結果を齎す。日本は絶對にアメリカを敵にまはしてはならない。アメリカとの同盟關係を斷つのは、アメリカを敵にまはす事であり、その時、日本は最悪の結末を迎へる筈です。


卑怯だらうが何だらうが、テロと云ふ行爲は、政治的目的を達する爲の手段としては「あり」だと私は斷言する。また、テロリストの宗教・信條が彼らの行動を善行だとするのなら、それはそれで認める。

ただ、自由主義・民主主義の國の國民である(或は、國際社會が自由主義・民主主義をルールとする事を認める)からには、自由主義・民主主義と云ふやり方を否定するテロを私は否定する。

犠牲者は氣の毒であるが、見ず知らずの犠牲者の死に私は悲しみを覺えないし、覺える人間がゐたらそれはキリストだけである。その點で、私は僞善的な事を申す積りはない。

私は暴力を認める。それゆゑ、テロもまた有效であると認めるのだし、同時にアメリカの軍事力を侮りがたいと考へる。

今囘のテロは、民主主義と云ふ國際ルールを否定するものであり、それを許し難いと言ふアメリカの態度は正當である。そのアメリカは、極めて良く統率された軍隊を持つてゐる。アメリカは間違ひなく「民主主義の敵」を徹底的にやつつける。そして、日本がもし、「民主主義の敵」に對する「聖戰」を批判するならば、アメリカは日本を「民主主義の敵」と見做す。

アメリカが日本を攻撃しなくとも、見限るだけで、日本は絶對に生延びる事が出來なくなる。目先の被害を避けようとする日本人の惡癖は、日本人全體の死を齎す。

「アメリカをなめてはいけない」

平成13年9月13日

10年後のあなたの職業は武士です。

情報仕入元:H13-09-13 @ [何かの日記]

平成13年9月13日

一應書いておくべきか。

正義が殘酷なのは當り前であつて、たぢろぐに値しない。


左翼は「想像力」が豐かだねえ。妄想に負けてはいかんよ。

平成13年9月13日

妖精アンテナの俺の名前が、例によつて間違つてゐる。


修正されました。

平成13年9月13日

もし合衆国が本格的に戦争に入ると、諸々の条約で日本も自動的にそれに参加することになり、日本も相手方の攻撃対象となり得る、ということで、安心はできないなぁ。死ぬのなんてどーでもいいやとは今は言えんけど、それでも、自然災害じゃあない理不尽な理由で殺されるのは嫌だし怖い。そういうわけで何をするにも身が入らない状態。

「殺される側の論理」を持出さないで下さい。

自然災害にしろ何にしろ、人にとつて死は全て理不尽なものではないですか。死ぬのにもいちいち理屈が必要な現代人。


納得出來ない死は厭だと云ふPiro氏の考へ方は、納得させられれば進んで死に赴くと云ふ事の裏返しであつて、結局、テロリストの心情と同じものと言へる。「殺される側の論理」が結局は「殺す側の論理」の裏返しでしかない事實。


テロリズム否定の論理は、屡テロリズム肯定の論理の裏返しである。「納得出來ない死の押附けを拒絶する」と云ふ論理は、「納得出來る死は進んで受容れる」と云ふ論理と同義である。そして、左翼の思想は、右翼の思想と共に、「死を納得させる事」に用ゐられる。

平成13年9月13日

「今囘のテロ事件はアメリカの自業自得だ」「自分の價値觀を押附けようとするからアメリカはしつぺ返しを食つたのだ」と主張する連中が、「いや、私はテロを支持するものではないが」といちいち言ひ譯をするのは面白い。そして、全共鬪をいちいち否定して見せるのも面白い。

「俺は失敗が明かになつた共産主義を支持しない。俺は社會主義を支持してゐるのだ。社會主義はまだ失敗だと明かになつてゐないだらう?」と言つてゐるやうなもの。社會主義に、いまだにロマンを感ずる人は多いやうだ。

その手の連中は、「アメリカは價値觀の押附けをしてゐる」と批判しつつ、平氣で「社會主義と云ふ價値觀の押附け」をする。

社會主義もまた「理念のかたまり」である。無自覺な社會主義者は、なぜかこの事實に氣附かない。「理想を實現するやうに努力すべきだ」と言ふのは結構だが、「理想が既に現實と化してしまつた」かのやうに振舞ふのは感心しない。


「價値觀の押附け」を彼らは非難してゐるが、實は「アメリカの價値觀」そのものが彼らのお氣に召さないのである。

平成13年9月13日

(CNN) 米ワシントン・ポスト紙とABCテレビが11日夜(日本時間12日午前)に発表した世論調査によると、11日の同時多発テロについて、回答者の9割以上が、犯人グループや政府に対する軍事行動を支持するとの結果が出た。このうち9割以上は、仮に戦争につながっても軍事行動を支持するとしている。

毆られたら毆り返す――それが政治である。


右の頬を打たれたら左の頬も差出せとキリストは教へた。キリストはしかし、神のものは神に返せ、カイザルのものはカイザルに返せ、と言つたのである。そして、政治は「カイザル」に屬するものである。

まともにものを考へられる人間は、一つの論理で全てを裁斷しようとはしないのであつて、その論理が有效な領域を嚴密に分かつのである。クリスチャンの連中は、「神のもの」と「カイザルのもの」とを嚴密に區別するのであつて、日本人はそれをしつかり學ばないといけない。


日本人は「命あつての物種」主義だから、平氣で「怖いよー」と言ふ。が、國際社會は、生命以上の價値を認める社會だから、日本人の「平和主義」は通用しない。はつきり言ふと、「怖いよ」は輕蔑の對象である。

キリスト教にしろ、イスラム教にしろ、「生延びる」事よりも「より善く生きる」事の方が重要視される宗教である。


ブッシュ大統領はテロリストを「民主主義の敵」と呼んでゐる。これは、事が單純に「キリスト教對イスラム教」と云ふ圖式で割切れない事を示してゐる。しかし、この圖式が誤つてゐるゆゑんを、しつかり理解してゐる日本人は存外少いのではないか。

テロリストにしろ、アメリカ人にしろ、生命を超える價値を信じてゐる。その點、兩者には差がない。ただ、民主主義と云ふ國際社會のルールが踏みにじられた、と云ふ事をアメリカは「絶對に許し難い事」だとしてゐるのである。民主主義が絶對無謬のルールであるかどうかは怪しいところだが、とまれかくまれ、現在の國際社會は民主主義をルールとする。

ルールの是非は關係ないのである。一度ルールと決めたものを守らないのは正義に反する事だから、アメリカは「テロリストを許さない」と言つてゐるのである。多くの日本人はひたすら「ルールの是非」を論つてゐるが、全て「的外れ」な議論である。

平成13年9月13日

フジテレビの報道番組で、状況證據からイスラム原理主義のしわざに間違ひない、と云ふコメンテータの發言があつた。状況證據。姿を見せず、安全なところから他人を攻撃する「反民主主義的」な連中の正體を暴くには、状況證據に頼らざるを得ない。

平成13年9月13日

勝谷誠彦氏の發言は納得出來る。

情報の出が異常に遅い。つまりは米情報当局は本気。メディアの相手なんぞやってられな状態だ。

米軍がかつてカミカゼに戦慄したのは自殺攻撃ということがキリスト教概念にないからだ。つまり今回はキリスト教徒ではないということ。


正直言って確率はイスラムよりはるかに低いだろうが、私の直感は何故か北の方を向く。「映画かと思った」という目撃者の証言は意外と指示したのがアノ人だとすると正鵠を射ているかもしれぬ。テロとは劇的効果を狙うものだがあまりにそれが過ぎるのだ。国家規模の攻撃という点も含めてね。

勝谷氏は、はつきり言つてゐないが、「金正日の指令によるテロであるとも考へられる」と示唆してゐるのである。

平成13年9月13日

日本の今の左翼と右翼は、共に反米だから、テロを受けたアメリカの事を「ざま見やがれ」とでも思つてゐるのではないか。

僕は、今回の事件について、Bush政権の強硬路線が、完全に失敗だったと評価できると考えています。報復には報復というやり方が、完全に間違っていたのではないか?軍事力を含め、科学技術は発展していきます。憎悪は更なるテロを生みます。憎悪は、未来に、最悪の結末を用意しているとしか思えません。クリントン政権崩壊に前後して、世界中に国粋主義的傾向が蔓延しつつあることに憂慮を覚えます。

讓歩がヒトラーを生んだ前例を、弁護士紀藤正樹はすつかり忘れてゐる。憎悪は、未来に、最悪の結末を用意しているとしか思えません、と本氣で紀藤が言つてゐるとしたら、まつたくもつて「御人好し」であるが、さうでないとしたら紀藤は嘘吐きである。

平成13年9月13日

政治家たちを含めてアメリカ人たちの表情や言葉に、あまり正義の怒りが感じられない。

副島はブッシュ大統領の聲明を知らないみたいだ。或は、知つてはゐても、理解は出來なかつたらしい。

私の考えは、やはり、これは「ブローバック(アメリカ帝国への報復)」(日本研究学者の最高峰チャルマーズ・ジョンソン博士の本の名前)である、というものになる。世界覇権国になったアメリカが、傲慢になってあまりに世界の各地域(リージョン)を、傍若無人にいじめて回ったので、それに対する逆襲が起きたのだ、と判断した。この私の見方(観点)は、私自身には、実にしっくり行くものだ。私がこれまでずっと書いてきたものと一切、全く齟齬(そご、食い違い)が無い。

嘘を吐け。

政治家たちを含めてアメリカ人たちの表情や言葉に、あまり正義の怒りが感じられない。どうも、彼ら自体が、「どうしようもないな。こんな事をされたら」という感じで、諦めの表情のようなものを浮かべている。

傲慢になって世界の各地域(リージョン)を、傍若無人にいじめて回った世界覇権国になったアメリカの人間が、どうして急にしをらしく諦めの表情のようなものを浮かべるのかね。

一つの文章の中に齟齬を生じてゐるにもかかはらず、その齟齬に氣附かない副島でなければ、私がこれまでずっと書いてきたものと一切、全く齟齬(そご、食い違い)が無い、などと云ふ傲慢な發言は出來まい。要は、齟齬は大量にあるにもかかはらず、副島はその齟齬に氣附けないのである。


例によつて副島は、自分の姿を「敵」に投影して罵つてゐるのである。傲慢なのはアメリカではなく、副島自身である。

平成13年9月13日

乳の詫び状なる氣持ちの惡いタイトルの記事にコメント。

 お父ちゃんブッシュが、表向きは民主主義を守るという大義名分を掲げて、
実際はパトロンの石油資本の利権を守るために湾岸戦争をしましたが、今回も、
そういう形になるんでしょうか。

クリスチャンは大義名分を重視する、と云ふ事を中村正三郎は知らない。何でもかんでも自分の「唯物主義」に引きつけて解釋するな。馬鹿。表向き民主主義を守るという大義名分を掲げたのなら、お父ちゃんブッシュは民主主義の爲に戰爭をやつたのである。

灣岸戰爭をはじめると決定する直前に、ブッシュ元大統領は教會に行つたと云ふ事である。中村にブッシュ元大統領の苦惱は理解出來まい。中村の關心は、事態が金儲けのチャンスか否か、と云ふ事に過ぎない。「儲かるか儲からないか」と云ふ金錢的な問題にしか興味を持たない中村は、道徳とか正義とか云つた目に見えない價値を輕視する。

これを「商人根性」と言ふ。


「全うな商賣人」は「死の商人」を輕蔑して好い氣になるが、國際社會は商人根性丸出しの人間を輕蔑するのである。

平成13年9月13日

「クリントン政權の中途半端な對應が、パレスチナ勢力を煽つた」と岡部いさく氏が述べたが、正しい。

平成13年9月13日

「顔を見せず、身を隠して、安全なところから破壞工作を行ふ卑怯な敵」を、ブッシュ大統領は「絶對に許さない」と宣言してゐる。さう云ふ卑劣な眞似をする奴は民主主義の敵である、とブッシュ大統領は考へてゐる。

平成13年9月13日

ブッシュ大統領が、justice、と2囘言つてゐる。アメリカは本氣である。

おそらく、日本人の想像を越える「報復」をアメリカは行ふ。

平成13年9月13日

そして、人間は本質的に殘酷な存在です。

平成13年9月12日

それでもなお同じことが云われるとしたなら、メディアとは何なのだろうか。

この世に、ニュースと云ふものはないのです。


「正義」を信ずる「狂信者」が、敵を殺戮する、と云ふ事は、歴史上何度も繰返された事であり、決して目新しい事ではありません。

手段がどれほど大規模にならうとも、犠牲者にとつて死は絶對のものであり、そこに差はありません。正義は殘酷なものです。

平成13年9月12日

つくつく法師が鳴きはじめた。

平成13年9月12日

平成13年9月12日

the apparent terrorist attacksは、「明かにテロリストの攻撃」ではなく「テロリストによるものと思はれる攻撃」と譯さなければ誤。

平成13年9月12日

RUSSIAN AIR-RAID DEFENCE IS IN FIGHTING TRIMとの由。

平成13年9月12日

www.telegraph.co.ukは、War on Americaなんて見出しを附けてゐる。

平成13年9月12日

iswebとhoopsを傘下に收める楽天。何を考へてゐるのやら。

平成13年9月12日

平成13年9月12日

平成13年9月12日

X68kユーザが泣いてゐる。

平成13年9月12日

同名で別の場所(日本)にあるビルには怨みがある。

平成13年9月12日

ブッシュ大統領が最初に行つた基地は、核戰爭の際のセンター的なところだつたのださうで、それから考へると實は今囘「あはや核戰爭」状態だつた説、と云ふのをテレビのコメンテータの誰かが述べてゐた。

平成13年9月12日

と言ふか、「豫言的」ウルトラ電波小説「真鍮の書」で俺、マンハッタンを火の海にしてゐたりする。

やつぱりこれ、封印しておくべきかね。

平成13年9月12日

「コロニー落し」を聯想した俺も俺。

平成13年9月12日

小泉總理は、何か聲明を發表したかね。


英・佛・露の首腦が會見で聲明を發表したといふのに、小泉總理の聲明は福田官房長官が讀上げただけ。總理はさつさと寢てしまつたさうだ。


なんですか、小泉さんは、怖いね、テロだからね、とか述べたらしい。情けない。

平成13年9月12日

もう專用ぺーじが出來てゐる。

ブレア首相のスピーチ。

平成13年9月12日

世界貿易センタービルのテロに關するブッシュ大統領の聲明。


apparentですが、It is apparent that...なら「……は明らか」の意味になるけれども、名詞の前に用ゐた場合、「見かけの」とか「外見上の」とかいつた意味になる、と辭書にはあります。プロシード英和辭典

Asahi.comが、明らかにテロ、なんて譯してゐますが、正しい譯であると言つて良いのですかね。

平成13年9月11日

アクセスログのHTTP_REFERERの欄に'"--></a><span style="font-size:1000px">わっ!というのが記録されていた。不審に思って他の欄を見てみると<!--Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 8.9.3; PC-8801MC2)というのがHTTP_USER_AGNETにあった。

あ、それ私です。

NiAOU先生、ここにも職員室行きの生徒が。

平成13年9月11日

宗教法人法の宗教團體の定義によれば、神道は宗教團體ではない。

この法律において、「宗教団体」とは、宗教の教義をひろめ、儀式行事を行い、及び信者を教化育成することを主たる目的とする左に掲げる団体をいう。

  1. 礼拝の施設を備える神社、寺院、教会、修道院その他これらに類する団体
  2. 前号に掲げる団体を包括する教派、宗派、教団、教会、修道会、司教区その他これらに類する団体

全ての神道者は、自分の責任で自己の思想を述べる事が許される。日本の保守派が自由主義の立場を取るのは、神道的な傳統からみれば、自然な事である。


戰前、軍國主義の日本で、神道が軍や國家に利用された、と云ふ事を理由に、神道を惡者扱ひする人が澤山ゐる。Internet Explorer 4.xやNetscape Navigator 4.xで正しく解釋されないからと言つて、Cascading Style Sheetsを惡者扱ひする人が澤山ゐるのと同じである。

これらの態度は、間違つてゐる。この場合、神道にも、CSSにも、非はない。

平成13年9月11日

俺は、戰後の半世紀の日本人を「冒涜」してでも、それ以前の全ての日本人に義理を立てる方が遙かに増しだ、と思ふ。灰燼に帰した国土から新しいものを産み出し世界に冠たる大国を建設した「徳」は、過去の日本人を冒涜した「罪」を隱蔽する理由にならない。

價値觀の問題を、物質的な「豐かさ」の問題に、すり替へてはならない。或は、この手の「唯物主義」が、私は嫌ひだ。

平成13年9月11日

主幹の主観と云ふ、親爺の入つた論説記事コーナがある。内容も妙に愉快。


困つたものである。

平成13年9月11日

「身内の裏切り」はこたへる。

平成13年9月11日

2.はMicrosoft Windows NT 4.0 Service Pack 6a (SP6a)の問題。3.は解説記事。

平成13年9月11日

Java版IME、「こずゑ」。


考へたのですが、入力された文字列の後ろから解析をするIMEなんて、駄目ですかねえ。名詞ならば直前には必ず助詞か用言の連體形が來る筈、等。

平成13年9月11日

誰か「あんてな」に追加しないかね。結構面白いよ。

平成13年9月11日

との事。

平成13年9月11日

bodyの色をいぢると、當然見出しとかの色も修正しなければならない譯で。

取敢ず、當面このままのスタイルで行きます。


松原先生の情報をメールで頂戴しました。ありがたうございます。

私はいまや、關係者の方々から直接情報を得られない境遇なので。

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