闇黒日記

2000.9.30

WindowsMeの機能。フォルダの表示で「縮小表示」を選ぶと、gifやpngがプレヴュー出來る。これはOS/2 Warpが4、5年前に搭載した機能のパクリ。html文書もプレヴュー可能である。Thumbs.dbなるサムネイル保存ファイルが出來るのを除けば、素晴らしい機能と言へる。

2000.9.30

先日「XML MAGAZINE」(第2號)でxhtml特集が組まれたが、昨日發賣の「iNTERNET magazine」(2000年11月號)にも特集「正しいHTMLの書き方」が登場。

iNTERNET magazineの記事はThe Web KANZAKIの神崎正英氏の手になるもの。私が「ウェブ過程説」「オブジェクト指向」と云ふ言ひ方で説明したのを、神崎氏は「トップダウン」と云ふ言ひ方で説明してをられる。

iNTERNET magazineは「スタイルシート派」或は「論理マークアップ派」贔屓の雜誌で、スタイルシートの小特集を早い時期に掲載した、と云ふ事は既に書いた。

2000.9.30

国語審議会から「表外漢字」1022字の「印刷標準字體」最終試案が出てゐる。讀賣新聞は「結果的に二重基準になつてしまつたが……やむを得ない選擇と言へよう。」と社説で言つてゐる。二重基準は基準ではないので、それを容認するのはをかしいが、「『傳統尊重』を貫いた」ら「略字は認められず、定着した常用漢字でさへ『元に戻す』理屈になる」と一應指摘してゐるのは評價出來る。「定着した常用漢字でさへ」と云ふ決めつけ以外の何物でもない表現を平氣でしてゐる邊りは納得が行かないが。

2000.9.29

kitamura氏、takashi(renewal@bj.mbn.or.jp / grace@x.age.ne.jp)と云ふ名前も使つてゐるらしい。

2000.9.29

あれれ、TeaCupが落ちてゐるよ。掲示板が使へないのはそのせゐ。

2000.9.29

「アウトオブ眼中」と云ふ流行語も、死語になりましたね。

2000.9.28

靖子さんも陽子さんも伊藤 朋子さんも愛さんもナツミさんもたかこさんもみか+_+さんもちいさんもakikoさんもメールを送りつけないやうに。

エロサイトからのダイレクトメールが、どう云ふ譯かDIONのアドレス宛に大量に送りつけられる。どうもkitamura(FAX:0794-23-0601/mail:kitamura@kba.att.ne.jp/glory@moon.endless.ne.jp)なるアドレス業者が私のアドレスを含む名簿を賣り捲つてゐるらしい。そのくせ私にも名簿を賣りつけようとするのだ、このkitamuraなる人物は。太え野郎だ。

2000.9.28

WindowsMeの不具合がいつぱい

2000.9.28

本日買つたもの。

2000.9.28

WindowsMeの技。マウスカーソルが勝手にデフォルトのボタンに飛ぶやうに設定する方法。

2000.9.28

DeskJet505J用のプリンタドライヴァは、1996年以來、ヴァージョンアップされてゐないのですね。

7月中旬から9月13日まで米國のサイトで、9月11日から9月13日まで日本のサイトで配布されてゐたDeskJet1125C Windows98用ドライヴァにはウィルスが入り込んでゐたとか、ヒューレット・パッカードもやつて呉れます。

2000.9.27

Mozillaの新しいnightly buildでVC++のランタイムエラーが出る件。うちのWindowsMeでは出ません。Windows98SEでは出ます。Meの方はレジストリなどがまつさらの状態のところに入れたので、問題が起きてゐないのであらうと推測。恐らく以前のMozillaが殘したレジストリの記述が惡さをしてゐるのではないかと。

2000.9.27

2000.9.27

リアルワールドでワイアードの知人から、「思つてゐたより危ない人」と言はれるのと、「思つてゐたよりまともな人」と言はれるのでは、どちらが増しか――と云ふ問題。何か前者の方が多いらしい(KH's web site 更新記録2000年8月18日の項參照)。後者が良いのならば、ウェブでは意地惡を裝ふべきなのでせう。

2000.9.27

中から唸り聲がきこえたり、起動直後畫面左端に滲みが出たりするので、モニタのリフレッシュレートを85MHzに落す。無理にハイリフレッシュレートにしてゐたのが、以前のモニタの寿命を縮めてゐたのではないかと云ふ推測と反省。

2000.9.27

a:hoverにスタイルシートの指定があると、Mozillaの最新nightly buildではname屬性つきのaまで色が變る。これで正しい擧動なのかな。

2000.9.26

と云ふか、他人を「嘘吐き」呼ばはりするのは、やめるべきではないか。相手が間違つた事を書いてゐるのならば、ただ單に「それは間違つてゐる」と指摘すれば良いのであつて、嘘を書いていると言ふ必要はない、と思ふ。互ひに「嘘吐き」と言合ふから「論爭」になる。

2000.9.26

どうでも良いのですが、とほほさんに附ける敬稱を「師」にしたらどうでせうか。とほほ師。

2000.9.26

それでもつて、かう云ふ風な事をやつてゐると、「スタイルシート派の内部抗爭 : ばけら氏と野嵜氏の論爭!」とか言つて、2ちゃんねる邊にスレッドが立つ譯だ。本當に立つたら/既に立つてゐたら「垂れ込み」よろしく。

2000.9.26

超ずっこけられてしまひましたよ。(2000-09-22分)しかし、幾ら主觀的に「論爭ではない」と思つてゐても、あれは、客觀的に見れば、論爭以外の何物でもないのではないですか。

ラウンジとかで論争があったらしいが、私はそれを読んでさえいないし、全く関与していないのだが……ってふと思ったが、ひょっとして誰か私の名を騙って書き込みしていたりしたのだろうか。断言するが、私はとほほさんのラウンジに書き込んだことなど一切ない。

私は「ラウンジ」のらの字も「スタイルシート論爭」印象記に書いてをりません。それに、「私」の話をするのならば「我々は」なんて言つちやいけません。

なぜなら、我々は(少なくとも私は)あれを論争だなどとは思っていないのであり、単に「叩かれるべき人が叩かれるべくして叩かれた」という、日常茶飯事のひとこまとして捕らえているのだから。

そもそも掲示板上の「論爭」だけが論爭なのだと、私は思つてをりません。「中央公論」に載つた文章に「諸君!」上で反論がなされた――としたら、それは論爭であります。スタイルシート論争についてをとほほ氏が書いて、ばけら氏がW3C はそんなこと言ってない!:スタイルシート論争についてについてで反論をした――これは論爭ですよ、これが論爭でないとしたら一體何を論爭と呼べばよいのでせうか。

大體日本では、叩かれるべき人が叩かれるべくして叩かれるのは日常茶飯事ではなく、叩くやつが惡いとしか認識されない。その點だけは認識しておく必要がある。そして、日常茶飯の事ではない論爭が日常茶飯事とならねば、日本は全うにならない。「當り前」「當り前」と言へば當り前になる譯ではない。さう云ふ言靈信仰は好い加減やめにすべきだ。

と云ふか、あの文書がリンクされたので、下手に動かせなくなつてしまひました。動かしてから氣附いたので、元の文書を置き直しましたが。

2000.9.26

Warpzillaのnightly buildが近日登場(豫定)。

2000.9.26

新人物往来社もトンデモ本を出すやうになつちやお終ひ。

2000.9.26

「××の意見は一見論理的だが、實は賣名行爲である」と言ふ癖を持つ人間がゐる。或主張が論理的か論理的でないかは判斷可能だが、その主張の意圖が賣名であるのか否かは判斷不可能である。判斷不能の事を、恰も判斷可能であるかのやうに言ふ意圖は、何なのだらうか。少くとも、その人間が間違つた事を言つてゐるのは明かである。

ちなみに、發言の内容ではなく、發言の意圖にだけ興味を持つのは「下種の勘繰り」である。と云ふか、竹下氏は論理的な判斷力を持つてゐないだけなのであるが。トンデモ本を出しておいて、威張るなよ、馬鹿。『検定不合格 教科書になれなかった史実』(竹下義朗著・雷韻出版刊)は『教科書が教へない歴史』の露骨な便乘本。

2000.9.26

「審判は絶對」だからこそ、レフェリーがヒール側べつたりの判定を下してばつかりゐたかつての女子プロレスが面白かつたのではないですか。

2000.9.25

エディタ、ime、ftpクライアント、ua、メーラ、perl、ruby、incm――私の「インターネットライフ」では、これだけあれば全く困らない、と云ふ事實に氣附いて愕然。

面倒なのでMS Officeもプリンタドライヴァも當面入れない積り。

2000.9.25

WindowsMeの價格は、日曜日夕方の時點で5380圓まで下がつてをりました(@ヤマダ電機)。値崩れは某エロゲだけの話ではありません。薄利でも小賣店は商品を賣らねばならぬのです、大變です。IT革命なんぞ、知つた事ではありません。

2000.9.25

メールで指摘があつたので、正字正かなQ & Aの訂正を。御指摘ありがたうございます。

あれは「正かな否定派」が揚げ足取りをしてくるので、一々反論したもの。私が「正かな否定派」の揚げ足をとつてゐるのではなく、揚げ足をとつてゐる連中がゐるので反論してゐるだけです。

「正字正かながなぜ正しいか」は、サイトの他の文書に書いてある――筈ですけれども。個々の文書、個々の瑕瑾を以て判斷されてしまふのは困る、と言つても、仕方がないのでせうかねえ。サイト全體を見て判斷して貰ひたい、と言つても、無駄なのでせうかねえ。

「言葉 言葉 言葉」の主張を端的に言ふと、「現代かなづかい」よりも正かなの方が増しである、と云ふだけの事なのですけれども、わかりませんかねえ。

2000.9.25

冤罪。WinMeに責任はないみたい。メモリに問題があつた。増設したメモリを以前のものと交換したところ、全く問題なし。

まつさらにしてから再セットアップしたので、これから環境を戻さねば。面倒。

2000.9.25

WindowsMeを實驗環境のAptivaに導入。もちろんまともに動きやしない。MeとはMicrosoft's Endの略なのだらう。WindowsMeは屑。買つてはいけない。

2000.9.24

ここ暫く、新刊書店の漫畫コーナに寄附かなかつたので氣附かないでゐたが、真柴ひろみの新作『ウィズ』(講談社)が發賣になつてゐた。著作リストを更新出來る日が來るとは。

2000.9.24

Excite飜譯サーヴィスは、實用レヴェルに達してゐないやうな氣がする。專門用語の頻出する英文を譯させると、とんでもない譯文を吐く。Getting started with HTMLを譯させると、途中で表示されないhtmlに仕立て上げてしまふ。&lt;title;&gt;が<title>になつてしまふ爲。

2000.9.24

9月20日に、むつ小川原開発(株)が倒産してゐる。

2000.9.23

男子柔道の件
冬阪 2000/09/23 06:23:55

審判の態度悪すぎ! ……

勝敗の問題ではなく、コミュニケーションのあり方として各々が受け留めなければ。私みたいな偏見野郎からみれば「んの白人がっ!!」な感想が出てしまうんだ。

世界問題に発展する要素を含んでるんだよっ。

自分が「偏見野郎」であるのが惡いのではないですか。偏見は間違ひではないのですか。自分が間違つてゐるのに、「みんな間違つてゐるから」と云ふ理由で間違ひを押通せると思ふのは、どう云ふ頭の構造をしてゐるのでせうかね。無理を通せば道理は引つ込む。日本では假名遣や憲法を筆頭に、無理のごり押しが罷り通つてゐるから、道理に基いて判斷するのが「惡い事」とされるのでせうが。

2000.9.23

lynxでの見榮えを無視して良いのなら、NetscapeNavigator 4.xでの見榮えも無視して宜し。InternetExplorerのシェアは8割超。lynxを使ふのが惡いのなら、NN4を使ふのも惡い事だ。

と云ふか、NightlyBuildの新しい奴が、妙に不安定なのですけれども?

2000.9.23

html/cssが「論理構造と見榮えの分離」であるやうに、書き言葉と話言葉は分離されるべき。書き言葉は、思想・主張・表現の論理構造を記録する爲にある。だから、表記は論理構造を記述する爲に正字正かなを用ゐるべきなのであり、發音を直截的に反映する事はない、と云ふ事になる。

2000.9.23

html文書の書き方を教へる際、最初に「htmlの枠組」(html/head/body)なるものを提示し、そこに要素を當てはめていかうとするから、話が分りづらくなる。html文書はパズルのやうに要素を組合せて作るものではない。

寧ろ、完成された文章を提示し、そこに既に要素が暗示されてゐる事實を説明した方が、初心者にはわかり易いのではないか。「htmlタグもheadタグもbodyタグも省略可能」ではなく、「いかなる文書に於ても、最初からそれらの要素は存在してゐる。タグで明示されなくとも、html要素もhead要素もbody要素も既に存在してゐるのだ」と説明した方が良いのではないか。

W3CのDave Raggett氏によるGetting started with HTMLや、The Web KANZAKIごく簡単なHTMLの説明も、個人的には不滿が殘る。

内田明氏がはじめてのWebドキュメントづくりで、「はじめにテキストありき」の解説をなさつてゐる。内田氏はHTML 4仕様書邦訳計画の主宰者で、その解説は信頼出來る。

私のobject指向的な「html入門」は、内田氏の路線を踏襲したもの。ただ、私の場合、htmlの解釋に時枝博士の國語學を援用してゐる。時枝博士は、言語の構造は「入れ子構造」であると規定してゐる。htmlが入れ子構造になつてゐるのは時枝博士の言語過程説と符合する。

國語とhtmlが「言語過程説」によつて結び附く事は、恐らく私がウェブで初めて指摘した事實。html 4.01/xhtml 1.0 Strictが「オブジェクト指向」に基いてhtmlを再定義したものである事を指摘したのも、恐らく私が初めて。そして、OS/2、html、正字正かな……と云つた事に關する私の主義は、「言語過程説」「オブジェクト指向」と云つたキーワードの下、論理的に一貫したものであると云ふ事が、ここに證明されるのである。

2000.9.23

ici氏のhtml入門について。表示については、IEだとテーブルに対してフォントが左にずれてしまう様ですねぇ。と云ふ「グウ」氏の指摘があるhttp://freebbs.around.ne.jp/article/o/oyaku/3/yarscn/index.html下に行けば行く程文字列が左に寄つてレンダリングされる問題はIE5.5のバグで、ブロック要素にスタイルシートでpadding-bottomborder-left-widthを同時に指定した場合に出現するものPC TipsのIE5.5について

2000.9.23

ici > 確かに礼儀にはずれたことを書いたかもしれません。つい口、ではなくキーボードがすべってしまいました。最初はあそこまで書くつもりはなかったんですが……その点は謝罪します。少なくとも BBS に投稿するような内容ではなかったかと。
『蓬の落ちた海』や『書かずにいられないっ!』で同じことはできない、というよりはしません。あんなことを書いたのは、グウさんは『現場の人間』で HTML や WWW などについて素人よりも遥かに理解しているのだと思っているからです。
わがままと言われればそれまでですが、似たような人は結構いますよ。とりあえず二人ほど紹介しておきます。
http://sawa.vis.ne.jp/tmn/sawa/hatefulweb/index.html
http://members.tripod.co.jp/No_Z/www/Web.html (00/09/11 13:45:09)

はぢめまぁしてぇっっ!! > なんか、私のせいで・・・・誠にすみません。 (00/09/11 20:36:40)

guu > いえ、別に実のないことではないし、WEBでは日常茶飯事という話も^^;
こんなものだと思っていればいいですよ。お気使いすみません。 (00/09/12 18:40:44)

ゆき > おもうに、下のリンクの、やたらに古い文字を使う・・・
あれが、いちばんいやだ。 (00/09/14 20:15:55)

http://www.geocities.co.jp/Playtown-Toys/7222/の某掲示板

「古い字」を使つて何が「いや」なのか知りませんが、この「ゆき」氏、私が「やたらに腐れたhtmlを使ふのはいちばんいやだ」と言つたら、頷いてくれるのでせうかね。或は「ゆき氏みたいな奴はいちばんいやだ」と言はれて「ゆき」氏は平氣でゐられるのでせうかね。

「ゆき」氏は「好惡で物事の善し惡しを決定するのは正しい」と思つてゐるのだから、私が好惡で物事の善し惡しを決定したとしたら、それを否定出來ません。罵倒すれば良いと云ふものではないのであります。

ちなみに、全うでないhtml文書を公開してゐるからと云つて、私はそのサイトにけちを附けません。ただ、「間違つた事をやつて何が惡い?」と開き直る惡質な人間に抗議するだけです。間違つた事を承知でやるのは惡い事であるに決つてゐます。

――と云ふか、妙なところで引合ひに出されて、http://members.tripod.co.jp/No_Z/www/Web.htmlを見返したら、記述ミスがあつて冷や汗。取敢へず、ぎよつとした御返しに、ici氏によるhtml入門にリンクを張つておかう。

※引用中の強調は野嵜による。

2000.9.23

暇潰しに、何度となく讀返してゐるClub FPEの日記コーナを全部讀返す。

再び、「言葉 言葉 言葉」を「某サイト」に名稱變更したくなる。

2000.9.23

久々に食べた雪印のチーズは矢張り美味い。

2000.9.23

茄子型以前のMSマウスは、どこに行けば入手出來るのでせうか。PS/2マウス希望。

2000.9.23

Windows9xのレジストリ徹底解析でも書いてみようかな。

2000.9.23

MSIE6は、いつになつたら出るのでせうか。

2000.9.23

私は餘り宛字を書かないやうにしてゐます。時々「埃及」みたいなものを、思ひがけないところで使ふ程度です。

ちなみに私は「非道い」と云ふ書き方をしばしばします。一見宛字みたいですが、語源を考へると、これは正しい書き方だつたりします。

2000.9.23

「月曜評論紹介」を「本館」に統合。目次一覽の作成を少しづつやつて行く積りです。

2000.9.22

AptivaくんのIE5.5を入れ直した。安定環境としてゐる無名戰士くんは全く弄つてゐないので安定して動くものの(當り前)、Aptivaくんは實驗環境として弄り倒してゐるので屡々をかしくなる。異常なIE5.5は「修復」ではなく「一旦アンインストール→再インストール」をやつた方が確實に直る。

2000.9.22

WindowsMEが發賣になつてゐるらしい。カーネル周りがWindows98と全く變つてゐないらしいので、買ひたい氣が餘りしない。どうしたものか。

2000.9.22

MTCIは、まだしばらく保ちさうな氣はしますが。

2000.9.22

BSデジタル放送の疑問。BSは雨に弱いのではないでせうか?

2000.9.22

米ポータルサイトに淘汰の波

Go.comは「娯楽ポータル」を目指すさうだが、日本のinfoseekはどうするのだらうか。

2000.9.22

徳間康快徳間書店社長が21日死去。享年78。

一方、小沢書店が倒産してゐる。

2000.9.21

さう云ふ譯で、當面「言葉 言葉 言葉」内でリンク切れなど不具合が生ずるものと思はれます。迷惑をおかけしますが、勘辨願ひます。

2000.9.21

一方、IME關係の記事は別館IMEコーナに移動。「丸谷くん2000」や「WX-3用正字正かな辭書」はそつちにあります。正字正かな辭書は好い加減にしか管理してゐないので、公開データが行方不明。恐らく最新と思はれるデータを改めてアーカイヴにしてあるものの、ひよつとしたら古いかも。

2000.9.21

「PC Tips」と「メディアミックスは可能か」を「言葉 言葉 言葉」に統合。TripodやGeoCitiesのサーヴァが遲すぎる事、ISPに設置した方がポータル系のサイトに登録され易さうな事が移轉・統合の理由。

國語國字問題や國語學關係の記事も大移動してゐるので、下部リソースに直リンクしてゐる方は修正して下さい。よろしく御願ひします。

2000.9.20

本日の買物より――

文化を破壞しようとする者どもへの抗議――『建築を侮蔑せよ、さらば滅びん』(渡邊豐和著・彰國社)

何と昭和63年の時點で法學初心者に「現行憲法無效論」の存在を教へてゐた『初學者のための法學基礎入門』(現代法學研究會編・富士書店)。

2000.9.20

日本人は屡々、良く知らないものを良く知らないまま使つて平氣でゐる。インターネットの仕組みやhtmlの理念を知らないで「ホームページ」を作つて公開するのは當り前の事となつてゐる。

ボンネットを開けた事もないドライヴァが車を運轉する。そのドライヴァは、エンジンがオーヴァヒートした時、眞青になる。オーヴァヒートは、車の仕組みを知つてゐる技術屋が見れば何でもない事だ。しかし、何も知らないドライヴァは、さう云ふ些細なトラブルを過度に恐れねばならない。

良く知らないものを使つて安心してゐられるのは、危險な事ではないか、と言はれる。私はそれを、かう言代へたい――調子のをかしなものをひたすら恐れる事は「無用の心配」をしてゐる事ではないか、と。

譯のわからない物事を、深く考へたり、調べたりしないまま「神樣」のやうに畏れるのは、心配しなくとも良いのに心配せねばならぬ事を増やすだけだ。知識は力である。

2000.9.20

圖書館で東京新聞8月20日夕刊掲載の若合さんの記事をコピー。

新聞(やそれに類するぺらぺらの印刷物)を傷まないやうに、且つ閲覽し易いやうに保存する方法ッて、ないものですかねえ?

と云ふか、PCの上に再び本の領域が侵蝕し始めたので、恐怖感を覺える今日この頃。

2000.9.19

個性
個性的な人間を育ててどうするのですか。子供を不幸にしてどうするのですか。普通の人間になれば良いの、普通で。
自殺
死ぬ事に依然希望を感じられる人間のする行爲。

2000.9.19

BlackJumboDog經由でFTPする時。(私的メモ)

FFFTPでは[オプション]-「FireWall」で、「FireWallのタイプ」は「USER ユーザ名@ホスト名」に、「FireWallホスト」はBJDの動いてゐるPCのIP、「ポート」はそのポート番號、「ホスト一覽に未登録のホストはPASVモードを使ふ」のチェックは外したまま。

2000.9.19

一葉女史の『書簡文範』を古本屋で買ふ。露伴監修、朔太郎編輯による戰前版全集第五卷。

2000.9.19

小田急、相鐵、京浜急行に乘つた後、氣附く――京王線の乘客の何と品の良い事。

2000.9.19

理屈
笑ふ時には不要で、怒る時には必要なもの。

2000.9.18

それから氣になるのが「〜が賣つてゐる」と云ふ表現。

例 : 昨日『私の國語教室』がBOOK OFFで100圓で賣つてたから、衝動買ひしちやつた。

2000.9.18

菊一文字氏、復活。夏の間にドラマがあつた模樣(謎)。

2000.9.17

菊一文字氏、依然行方不明。どうしたのでせうかねえ。

2000.9.17

あれれ、外でつくつく法師が鳴き始めたよ。

2000.9.17

讀んで理解出來ない詩は、良い詩ではありません。

2000.9.17

16bitIMEのWX-3を使ひたいので、WindowsNT/2000に移行出來ません。

2000.9.17

昨日は無停電電源が役に立つて大喜び。或は、雷が鳴つたので慌ててPCに電源を入れて實驗したら大成功。手段と目的の轉倒した末期的PCマニア的行動。

と云ふか、今日も雷が凄い。雷が鳴りさうな時は早めに電源ケーブルをコンセントから拔かないと、本當は危險です。

2000.9.16

あれれ、外で雷が鳴つてゐるよ。

2000.9.16

Fankee_Jrのサイトは完全消滅。Du_Yuanは早くWWW哲学系掲示板ガイドの記述を削る事。

2000.9.16

「國語國字問題データベース」(舊稱「論爭板」)がまだ生きてゐる。困つたものである。全體主義を主張しながら「自由民主主義者」を僭稱するDu_Yuanにリンクされてしまひ、非常に「うぜえ」ので、早く消えて欲しいのだが。

Du_Yuanは、「全会一致が理想」だなんて主張を信じてゐる邊りが馬鹿。常に全會一致になるのならば、議會は不要である。全ての人間が同じ事を考へてゐるのならば、會議を開かないで、誰か一人が仕切れば良い。

人間一人一人に意思があり、個性がある事を認め、個人個人の意見が異る事を認めるからこそ、民主主義では多數決が採用されてゐるのである。Du_Yuanは、個性を認めない全體主義者なのである。だから、自分の考へを他人に押付けて平氣なのである。

2000.9.16

それにしても、「人間の言語の本質は音声言語」で後藤斉氏は、本當に無茶な事ばかり言つてゐる。

世界の言語の中には、 24もの母音を区別する言語があることが報告されています。

幸い、エスペラントには母音が五つしかありません。

これは、母音が多いのは不幸な事だと言つてゐるに等しい。母音の多寡で幸不幸が決るなどと云ふ、馬鹿な話はない。後藤氏の認識は間違つてゐる。

多くの日本語話者にとっては、例えば、rとlの区別が難しく感じられるかもしれません。しかし、世界の言語の中では、r と l の区別をする言語の方が普通なのです。ヒトは、ホモ・サピエンスという一つの種ですから、人種や民族が違うからといって体のつくりに解剖学的な違いがあるわけではありません。日本人だから発音できない音というものはないのです。練習や慣れで克服することは十分に可能です。

「同じ人間」ならば、如何なる事でも「練習や慣れで克服」出來るか。後藤氏は、「練習や慣れ」で、オリンピック選手になれるか。日本人がrとlの區別を附ける事は出來ない。それは言語學の常識だ。「克服することは十分に可能」と言へば可能になる、と考へるのは大間違ひのこんこんちきである。或は、後藤氏はいまだに言靈を信仰してゐるのである。

こんな馬鹿な事を言觸らしてゐる後藤氏が東北大学大学院文学研究科言語学講座助教授なんてものをやつてゐられるのだから、日本は良い國である。或は、東北大學のレヴェルがよくわかる。

2000.9.16

人間の言語の本質は音声言語」(後藤斉氏)と云ふ主張は何とかならないのだらうか。人間の言語の本質は、或人間の認識が他の人間に傳へられ、結果として兩者が認識を共有する、と云ふコミュニケーション自體にあるのであつて、音聲や文字は媒體に過ぎない。安易に「音聲言語」を重視して見せるのは、好い加減止めた方が良い。

言語學者は常にしたり顏で、呼吸や食物の摂取といった、生命の維持にとってより基本的な働きをする器官を音声言語を発するために転用した、だから音聲言語は極めて效率的である、と解説する。しかし、それならば表記に關しても、「手や指と云つた細かい作業一般に特化した器官を文字を書く爲に轉用した」と言つて構はない筈である。

音聲言語が即時性にすぐれてゐるのに對し、文字言語は保存性と云ふ點ですぐれてゐる。兩者は全く異る目的に最適化されてゐるのであり、對等である。ヒトの言語にとって音声が第一義的なものなのであって、それは言語のあり方のいろいろな面に現れています。なる後藤氏の主張は間違ひである。

特に、和語と漢語を組合せ、表記に於て假名と漢字を使用する日本語は、西歐諸語と眞つ向から對立する「文字言語主導型」の言語である。或は、日本語の存在自體が、「音聲こそが言語の本質」なる主張への最大の反證なのである。安易に、西歐流の言語學の「常識」に過ぎないものを、「人類一般の常識」に摩り替へないで貰ひたい。

エスペランティストや表音主義者には、どう云ふ譯か個性を認めず、日本語も西歐の言語も一緒くたにして論ずる傾向がある。この手の個々の特性を認めないものの考へ方は「統制狂」的であり、世界の平均化・均質化を促し、人類の進歩を阻害する。渠等は日本から(否、世界から)一日も早く排除されるべきである。

2000.9.16

うち、Media Playerの6.4と7が共存してゐるのですけれども、良いのでせうか。

2000.9.16

MozillaのNightlyBuildはなかなか良い感じに仕上りつつある。既に常用開始。IE5.5よりも増し。

2000.9.16

それから、ATIも惡者のやうな氣がする。ATIが不具合の無いディスプレイドライヴァを出した事がないと云ふのは、意外な事に知られてゐないが、事實。

2000.9.16

WXG4が異常なまでに使ひづらい爲、デフォルトのIMEをWX-3に戻す。

WXGは、「さ變名詞」にくつ附いて「一段動詞」にする「出來」(「印刷出來る」「決定出來る」etc.)が擴張品詞として登録されてゐても、變換時に反映しない。辭書ツールも異常なまでに使ひづらい。WXGなど、二度と使つてやるものか。WXGよりもWX-3の方が壓倒的に使ひ易い。

エー・アイ・ソフトにはWin32版のWX-3を再リリースして貰ひたい。WX-3のWin32版は、BoonEditorバンドルの限定版としてしかリリースされなかつた。當然現在は入手不可能。

シンプルで使ひ易いWX-3を賣らないで、重くて使ひ勝手の惡い屑みたいなWXGなんてものを一生懸命賣らうとするから、エー・アイ・ソフトはIME市場のシェアを失つたのだ。おまけを附けて本體の不具合や問題點を覆ひ隱してゐる點で、IEやNN4と同罪。WXGを賣つて滿足してゐるエー・アイ・ソフトの罪は萬死に價する。

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