昔「義」が「それと小僧に忠告しとく」なるタイトルで「右派をこき下ろしている奴が、右派の掲示板に出て来るんじゃない。最低限のマナーすら守れない分際で何が『常識がある』だ。ふざけるな。お前のためにみんなが迷惑している事に早く気づけ。」とうちの掲示板に書込んで來た事がある。
「右派」が「右派」を「扱き下ろす」のも、それを「右派」の掲示板でやらかすのも、「マナー違反」であると、のちに單なる「掲示板荒し」から、人の名前を騙つてあちこちのサーヴィスに無斷でメアドを登録し捲る「犯罪者」にまで進化した「義」氏は主張したのだつた。
ウェブでは、「右派」も「腐女子」も、「マナー」が大事な同人仲間の集りで、その點何も變らない。批判を通して向上しようと云ふ意識は皆無であり、ひたすら内輪で樂しく御喋りをし續けたい、と、みんながみんな、思つてゐる。
同人の集りである點、「右派」も「腐女子」も變らない。仲間の批判なんて不愉快な事をする奴は、その場から追出すにしくはない。場を亂す輩には「おしおき」が必要で、罰として人格否定を含むありとあらゆる嫌がらせをする事が許される。「マナー違反」をした輩にマナーを守つてやる必要は全く無い。云々。
「仲間」「同人」「同志」……この手の仲良し集團が、極めて排外的であり、また、仲間同士、表面上は樂しくやつてゐても、内心では互ひに不信感を持つてをり、何時相手が自分を裏切るかと不安に思つて、いつも互ひに互ひを監視してゐる、疑心暗鬼の上に非道くぎすぎすした人間關係を成立せてゐる事は、まあ、さう云ふ所に「所屬」してゐる人なら良く御存じの事だらう。