医学部から文学部に転入、ドイツ語が得意だったため古英語の授業で好成績を取り、その先生に見こまれて古英語の後継者となるはずが、天才・井筒俊彦の門下に鞍替えすることとなり、イスラム圏研究の道に。しかし在外研究員として派遣されているときに井筒に「一週間後にスーフィズムについて発表したまえ」と言われて山のような文献を手渡され、こりゃかなわんと苦し紛れに日本語の自称詞/他称詞の問題について発表したのが今の道に進むきっかけだったそうです。以上、記憶に頼っている上にご本人の誇張もあるはずで、不正確とは思いますが先生の略歴です。