小泉信三『増訂マルクス死後五十年――マルクシズムの理論と實踐――』

書誌

• 昭和二十一年九月三十日初版發行
• 昭和二十一年十一月三十日再版發行
• 昭和二十二年三月三十日三版發行
• 好學社
• 

目次

序

マルクス死後五十年

前文

マルクスの人物

マルクスとヘエゲル

ヘエゲルの世界精神とマルクスの物的生産力

マルクシズムと千年王國の信仰

唯物史觀と世界史の究局目標

唯物史觀の一面と革命的實踐

社會主義運動の根據

共産主義必然論

マルクスの社會學に對する貢獻

經濟法則の歴史性、非歴史性

價値論、餘剩價値論

資本家的蓄積法則

マルクシズム(講義要項)

前言

マルクス、エンゲルス年譜

マルクスエンゲルスの人物

マルクシズムの特色概説

ヘエゲル

フオイエルバツハ

佛蘭西社會主義者の影響

マルクスと經濟學

唯物史觀と實踐

共産黨宣言

價値論餘剩價値論

産業豫備軍説

販路缺乏説

マルクスの價値論餘剩價値論に對する批評

産業豫備軍説批評

結論

唯物史觀と共産主義的歸結

唯物史觀と社會主義

ブランキズムとマルクシズム

ボルシエヸズム概觀

ボルシエヸキの國家論

マルクスエンゲルス傳の發達

價値論上の效用説と費用説

搾取理論の根據

價値・價格・勞働――福田博士記念講演會に於て――

餘剩價値と利潤――マルクスに於ける餘剩價値と利潤との不一致――

過剩の勞働者と過剩の商品

ソヸエト計畫經濟

一 前文

二 ソヸエト計畫經濟の三期

三 戰時共産主義(a)

四 戰時共産主義(b)

五 新經濟政策

六 生産力の恢復と新建設への發途

七 五個年計畫の原則

八 ゴスプラン

九 ソヸエト工業組織

一〇 五個年計畫と其成績(a)

一一 五個年計畫と其成績(b)

一二 五個年計畫の短所(a)生産物品質の低下

一三 五個年計畫の短所(b)比例的生産の困難

一四 結論

無産階級獨裁の將來

勞農露西亞に於ける農民問題

勞農政府の新々經濟政策と其將來