D.H.ロレンス

略歴

土居光知『ロレンス』(研究社英米文學評傳叢書87)による。

著作

『默示録論』
2001-06-25
2010-11-26
『性・文學・檢閲』
2010-11-26
「好色文學と猥褻」より
2000-05-31
2003-04-12

參考

文藝春秋編緝「文學界」昭和二十七年二月號
福田恆存「結婚の永遠性――チャタレイ裁判最終辯論――」を掲載。
中野好夫編『ロレンス選集別册 ロレンス研究』
小山書店。
汚れなき人間の像
伊藤整
彼と妻
志賀勝
ロレンスの意味
深瀬基寛
豫言者の夢
阿部知二
「アポカリプス」論
福田恆存
ロレンスの手紙
永松定
好色文學
小林秀雄
「チャタレイ夫人の戀人」
河上徹太郎
ロレンスと生命主義
中野好夫
D・H・ロレンスの文献
西川正身
あとがき
中野好夫
「総合」昭和三十二年五月創刊号
東洋経済新報社。
竿頭言に當る「手帖」欄で「『河童』裁判」と題して「ガンマ」氏がチャタレイ裁判の最高裁判決を批判してゐる。最高裁判所長官の田中耕太郎氏は、判決文を主任判事から取上げてわざわざ自分で書いたさうだが、熱烈なカトリック信者だからアンチクリストのロレンスが許せなかつたのだらうと指摘。日本の最高の裁判官にカソリック信者を置くことは共産主義者を置くと同じ位国民にとっては迷惑なことである。と非難してゐる。
C・H・ロルフ編『チャタレー夫人の裁判』
2010-11-27
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