『超くせになりそう』 メテオ・シャワー(首藤剛志) 000001:誕生!戦うアイドル?! なぎさ:はーい、あたし、なぎさ。星空からこんばんはー! 夜空から降って来 るのは流れ星。いいえ、落ちて来るのは星だけじゃない! 超くせになりそう、 次回、「決闘!恋のカミナリおとし」。今明かされるなぎさの謎。禁じられた恋の 行方。何のことか分からない? 予告で分かれば見なくていい! 訳の分 からぬなぎさの世界、くせになってぴょんぴょんぴょん! もひとつおまけに ぴょーん! 000002決闘!恋のカミナリおとし なぎさ:ハ〜イ、もうなぎさの名前、憶えてくれた?: モモコ:なぎさなぎさって、いいこと、アイドルは名前じゃないわ。実力ね。 なぎさ:はぁ…あなたは? モモコ:通りすがりのモモコ。あ、いいえ、憶えなくていいの。どうせそのうち 私が主役。これが私の予告編。 なぎさ:はぁ…。次回、「なぎさのデート!」。あ、また、なぎさって 言っちゃった。 モモコ:くせになるなよ。 なぎさ:でも、くせになりそう! 000003:なぎさのデート! なぎさ:はーい、なぎさです。予告だっぴょーん! モモコ:あなたはまださらに、勉強が足りないわ。レッスンレッスン、予告は レッスン。人生全てが勉強よ。 なぎさ:あの…あなたは? モモコ:わたし? 通りすがりのモモコ。ああいいの、憶えなくても。次回もお会 いできるもの。 なぎさ:知んな〜い! 次回、「まいりますわよ仇討ち!」。見損なったら返り 討ち! モモコ:カラスが鳴くのは帰り道。 なぎさ:こういう予告も、くせになりそう! 000004:まいりますわよ仇討ち! なぎさ:はい、次回、「その人は中学教師」。恋する2人には断ち切れない赤い糸 がある。 モモコ:糸を切れないハサミはない。 なぎさ:へ、あなたは? モモコ:通りすがりのモモコ。あ、いいの、覚えてくれなくても。でも、 これだけ通り過ぎていて、知らないなんて…うっふ、相当可愛い人よね。お勉強 なさい。 なぎさ:先生、なんか怖いよー。こんな予告、くせになるんですかー。 モモコ:なるんです! 超くせに! おほっ。 000005:その人は中学教師 なぎさ:はい、あたしなぎさです。 モモコ:はい、そして私は…ああいいのよ、憶えなくても。 なぎさ:あ、はい、もう憶えました。通りすがりモモちゃん。 モモコ:モモちゃん!? 私はモモでもモモちゃんでもモモエでもないわ。私は モモコです。結婚は当分しないモモコです。 なぎさ:は〜。次回、「美少女軍団はぐれ花」。 モモコ:私はモモコ。 なぎさ:美少女ぴょんぴょん、いっぱい登場! モモコ:私はモモコ! なぎさ:お楽しみに! モモコ:私はモモコ!! なぎさ:くせになりそう!! モモコ:私はモモコ!! 000006:美少女軍団はぐれ花 なぎさ:好き嫌い、好き嫌い。あたしと野坂君の恋はどうなるの!? モモコ:ちょっとそこの通りすがりのあなた、占ってしんぜよう。花も実もない恋 とても、諦めることはない。 なぎさ:はにゃー!? でも、今回、あたしが通りすがりなんですかあ? モモコ:通りすがりはそろそろ飽きた。予告の主役は私モモコ。次回、「おねがい 恋のキューピット!」。お楽しみにね。 なぎさ:ああ〜ん、こんな予告、くせになっちゃイヤだぴょん。 モモコ:もうくせになってるぴょん。 なぎさ:ぴよ〜ん…。 000007:おねがい恋のキューピット! モモコ:モモコだぴょーん! 予告だぴょーん! なぎさ:うっひょー、いきなり出て来ちゃうわけね。こうなったら先に言ったもん 勝ち。次回、「大きな桜の樹の下で」。なぎさのお願い、あなたは通 りすがりのままでいて! モモコ:ところがどっこい! 10年前のあの場所で、可愛いあの子が待っている!  ああ、初恋のかくも哀しい物語…。 なぎさ:はあ〜ってなわけで、次回は角田くんが主役だぴょーん! モモコ:いいえ、主役は私。モモコよモモコ! 000008:大きな桜の樹の下で なぎさ:花の命は、はかないけれど…。 モモコ:散るときゃ魅せます、乱れ花。 なぎさ:そうです。再び登場! しかも討ち入り。美少女軍団総攻撃! モモコ:次回、「美少女軍団乱れ咲き」。 なぎさ:出るぞ出るぞ、美少女わんさかわさわさうにうにぴょん! モモコ:美少女? いいのよ、私を呼ばなくても。それでも出ろと言うのなら仕方 がないわ。今度の主役もモモコがもらったーっ! なぎさ:ああーっ、くせにしちゃったぴょん。 000009:美少女軍団乱れ咲き なぎさ:出たー! ついに出るべきものが! なぎさのセクシー写真集!  どうしよう!? モモコ:出せばいいってもんじゃないわ。アイドルがさらけ出すのは写真 ではなく、実力才能魅力! なぎさ:次回、「激写!これがなぎさだ!」。うふっ、アイ・ラブ・野坂くんが 大活躍だぴょん! モモコ:野坂? あ〜あ、あの影の薄い男の子。 なぎさ:影濃く出る! もー激写だもん! モモコ:うふっ、怒った顔で、ハイ、チーズ。 なぎさ:カシャッ。 000010:激写!これがなぎさだ! なぎさ:なぎさはアイドル! モモコ:アイドルといっても日本のアイドルでしょ。私の目指すのは世界の アイドル、世界のモモコ。 なぎさ:そして今、世界制覇を狙う謎のアイドル組織が牙を剥いた! モモコ:次回、「アイドル・オブ・じゃぱん」。風雲急を告げ、展開不思議、 どうなっとるんか、次回を待て! なぎさ:ほとんど真面目に予告編、たまにはいいなー、こういう予告。 くせになりそ! モモコ:はっきり言って手抜きよね。 なぎさ:はあ!? 000011:アイドル・オブ・じゃぱん モモコ:大都会、孤独な街。行き交う人はみな1人…。 なぎさ:けれど、誰もが愛を求めてる。 モモコ:次回、「アイ・ラブ・ワニサン」。 なぎさ:わたしはアイ・ラブ・野坂く〜ん! モモコさんは? モモコ:うっ……アイ・ラブ……アイ・ラブ……アイ・ラブ・モモコ! なぎさ:えぇっ、自分で自分をラブしてるんですか!? …もしもーし、モモコ さん、じょぶぴょん? モモコ:…くせになるなよ。こんな予告、大嫌いだ〜っ! 000012:アイ・ラブ・ワニサン なぎさ:あらあ〜、どうしたのぴょん。考え込んでる? 通りすがりのモモコ さん。 モモコ:通りすがりといっても、よくある…単なる、単なる! 通 りすがりじゃないはず。 なぎさ:でも、通りすがりでしょ。次回、「嗚呼、過ぎ去りし青春の日々」。 モモコ:私は過ぎ去りはしない。通りすがるのみ! なぎさ:はあ? モモコ:よーし、お見せしよう! くせになってる通りすがりの決定版! と〜 おりっすがりっ!! なぎさ:青春してますね〜、はいっ。 000013:嗚呼、過ぎ去りし青春の日々 なぎさ:モモコさーん。いません? いませんよねー。うーん、いないぞ。 参ったよねえ。なーにが通りすがりなんだか、モモコさんてば。でも、次回 はそうはいかないぴょん! 「ユカイ、ゆーかい、香港ギャング!」。こわーい ギャングに誘拐監禁されちゃうわたし。さすがのモモコさんも誘拐事件 にまでは…。 モモコ:出るぴょーん! なぎさ:はんにゃ、いたんですねー。 モモコ:くせは抜けない! なぎさ:抜いて〜。 000014:ユカイ、ゆーかい、香港ギャング! なぎさ:鏡よ鏡よ鏡さん、世界でいちば〜んセクシーな女の子はだーれ? 次回、 「色っぽいのはお好き?」。んふー、どっかなわたし。 モモコ:46億年早いわね。あなたに色があるのなら…。 なぎさ:はい! モモコ:まだまだ青い。ピンクは桃色、モモコ色。 なぎさ:む〜っ、鏡よ鏡よ鏡さん、世界でいちば〜んくせになってる女の子は だーれ? モモコ:それは…。 なぎさ:それは!? 二人 :う〜ん。 二人 :…はぁ〜。 000015:色っぽいのはお好き? なぎさ:今日はありがとう。モモコさんはやっぱり通 りすがりじゃなかったんですね。 モモコ:通りすがりでいたかったわ。でも、通りすがりでいられないのが定 めかもしれないわ。 なぎさ:定めじゃないです。目指せです。 モモコ:あ? なぎさ:次回、「めざせ!栄光のゴール」。ゴールを目指すのはボール。モモコ さんが目指すのは通りすがり。ね! お願い。 モモコ:うぅ、それはまあ、くせになってるけど、通りすがりはもう…。 なぎさ:くせのままでいて! モモコ:孤独なきらめき! 000016:めざせ!栄光のゴール なぎさ:ファンがいるからアイドルがあるのか。アイドルがいるのかファン があるのか。次回、「ぼくのなぎさ、わたしのなぎさ」。今、なぎさという アイドルの本質が問われる。 モモコ:アイドルの本質が問われるとき、モモコの本質も姿を現す。 なぎさ:とても真面目な予告ですね。 モモコ:ええ、真面目ですね。 なぎさ:くせになるかなー、こういう予告。 二人 :ま〜。 モモコ:ならねえな。 なぎさ:ぴよ〜ん…。 000017:ぼくのなぎさ、わたしのなぎさ なぎさ:モモコさん、やはりやっぱりただの通りすがりじゃなかったんですね。 モモコ:ついに私は私としてあなたの前に姿を現した。 なぎさ:そのわりには、次回「祝開校!聖(セント)ジュリアナ学園」。モモコさん 出番少ないみたいですよ。通りすがりみたいに。 モモコ:通りすがりじゃないわ。これからは思わせぶりと呼んで。 なぎさ:それもクセになっちゃうんですか? モモコ:んふふ、どうかな〜。 なぎさ:わ〜思わせぶり! モモコ:フフフのフ。 000018:祝開校!聖(セント)ジュリアナ学園 なぎさ:あの人は…車から降りてきたあの人は……うーん。 モモコ:あらあら、エンディングの歌の間中そればかり。 なぎさ:あの人は、あの人は……!! モモコ:通りすがりでもない。思わせぶりでもない。はっきり言いなさい。 なぎさ:次回、「ついに出た!私はモモコ」。ああ〜、出るんだ。 モモコ:はじめまして、モモコです。よろしく、ね。 なぎさ:今さら! モモコ:くせになってね。 なぎさ:あたしはなぎさだー! 000019:ついに出た!私はモモコ モモコ:そうね、そうなのね。さり気なく出て来ても、私はモモコ。結局主役は私 なのかも。 なぎさ:主役だろうが理事長だろうが、野坂君はあげないぴょん! モモコ:あげがなければ、豆腐で味噌汁。 なぎさ:次回の題名「GOGO!ゴールド」。でも、野坂君はあげない。 モモコ:天ぷらはあげもの。 なぎさ:こういう予告くせにするんですか? モモコ:ドーナッツもあげもの。 なぎさ:フライドチキンはあげても、野坂君はあげない。 モモコ:豆腐で味噌汁。 なぎさ:あげない。 000020:GOGO!ゴールド なぎさ:なんと! なぎさのそっくりさんが現れた。ということは、わたしの恋も 二役? さすがのモモコさんも別人を二人やったことはないでしょ? モモコ:はぁ? 黙って拝見しましょ。シーン。 なぎさ:なぎさ、嬉しいぴょーん。 モモコ:シーン。 なぎさ:次回、「出た!影武者、わたしはなぎさ?」。 モモコ:シーン。 なぎさ:お楽しみに。 モモコ:シーン。 なぎさ:その「シーン」ていうの、クセにする気ですか? モモコ:モモもスモモもモモコはモモコ。 なぎさ:シーン!! 000021:出た!影武者、わたしはなぎさ? なぎさ:はい、お待ちかねの予告です。 モモコ:はあ、はあ。 なぎさ:はーはーって、そうか。暑いですもんね。え〜っ、大嵐が来る?  それでも暑いんですか? モモコ:は〜、は〜。 なぎさ:次回、「嵐の課外授業」。野坂くんとモモコさんが閉じ込められた、2人 だけで! モモコ:は〜、は〜。 なぎさ:やだ〜、クセにならないで モモコ:ハ〜ッ、ハ〜ッ。ハッ。あ、はい、それでは予告よね。 なぎさ:終わったぴょん。 モモコ:は? 000022:嵐の課外授業 なぎさ:なんと! ついに今、モモコさんの感動の生い立ちが明かされる。 次回、「泣いて下さいモモコ伝説」。 モモコ:私は泣かない。どんなに辛くても。 なぎさ:くせになりそな涙の嵐が吹き荒れる! モモコ:私は泣かない。どんなに悲しくても。 なぎさ:はーん、モモコさんがそこまで言うならあたしも泣ーかない。 モモコ:ん? あなたには泣いていただきます。 なぎさ:にゃ〜ン。 モモコ:おのれは猫かちとは感動せい! 000023:泣いて下さいモモコ伝説 モモコ:みなさん、水不足のおり涙までからせてごめんなさい。 なぎさ:涙どころか声かれてますよ、モモコさん。 モモコ:ンッ、どうせ私は枯れススキ、けれど花が咲いてる枯れススキ。 なぎさ:次回、「スター誕生!俺は角田だ!」。かれステキ。 モモコ:カレーにステーキ洋食で、角田は和食で演歌の花! なぎさ:歌え角田! モモコ:歌うはクセになってるかれ〜スス〜キ〜。 なぎさ:のどかれませんか? モモコ:私彼なんていません。んふ。 なぎさ:はにゃー。 000024:スター誕生!俺は角田だ! なぎさ:たいへんだ、たいへんだ。間に合わないぴょん。 モモコ:あら、どうしたの? なぎさ:予告の録音に間に合いませーん。 モモコ:いいのよ、私たちはヒロイン。ゆっくり、優雅に参りましょう。 なぎさ:そんな、そんなことでいいんですか!? モモコ:いいの! なぎさ:とりあえず次回、「不思議の国のなぎさ」。なぎさが迷い込む不思議の 世界。どうなるどうするなぎさと野坂くん! モモコ:およしなさい、あせってもロクな予告は出来ないわ。 なぎさ:あー! 時間がなーい!! 終わっちゃった。 000025:不思議の国のなぎさ なぎさ:お待たせしました! 聖ジュリアナ学園製作豪華絢爛時代劇、「花のお 江戸のシンデレラ」! あれっ、モモコさん? モモコ:く〜。 なぎさ:眠ってるんですか? モモコ:いつも予告を書く人がお休みだから、私もお休み。 なぎさ:そんな、起きて下さい。予告の主役でしょう。 モモコ:くっく〜。次回の主役は私です! く〜。 なぎさ:言うことだけはちゃんと言うんですね。 モモコ:く〜。 なぎさ:はにゃ。 000026:花のお江戸のシンデレラ モモコ:はーい。というわけで今日の映画素晴らしかったですねー。 くせなりますねー。というわけで次回もモモコ、映画やりますねー。 なぎさ:ええっ! てことはまたあたしきっと悪役なんですね!? モモコ:心配しないで。次はなぎさちゃんが主役。 なぎさ:えっ、あたしが!? ほんとに!? いやー、映画って本当に素晴 らしいですね。 モモコ:次回、「THEムービー・アイドルは もう死んでいる!」 なぎさ:なななんと、アイドル死んじゃうんですか!? モモコ:なんとと言うなら北斗でしょう。では、さよなら、さよなら、さよなら。 000027:THEムービー・アイドルは もう死んでいる! モモコ:白鳥なぎさ、永遠のライバル。 なぎさ:モモコプリシラ、究極のライバル。 モモコ:ついに対決のときが来た。 なぎさ:来ましたね。 モモコ:ここは何も言わずにタイトルだけを。 なぎさ:はい、次回、「THEタコヤキ!」。 モモコ:えっ? なぎさ:「THEタコヤキ!」。 モモコ:それで勝負が着くわけ? なぎさ:さあ〜? タコ焼きにはタコがつく。 モモコ:おこのみ焼きはおこのみ次第。 なぎさ:こういう予告、クセになる前にやめた方がいいですね。 モモコ:ほんとにそうね。焼き餅はヤキモキ。 なぎさ:やけですね。 モモコ:そ、鉄板焼きです。 000028:THEタコヤキ! なぎさ:あの、モモコさん。 モモコ:はい、なぎさちゃん。 なぎさ:先日抗議のお手紙があったそうで、つまりこの予告編、ちーとも予告 になってないって。 モモコ:そーお? で、次回は? なぎさ:「コアラマスク・リターンズ」 モモコ:で、内容は? なぎさ:あのコアラマスクが戻って来た! モモコ:ストーップ!! それ以上話したら面白くないわ。それでも予告 をしろというのなら…。 なぎさ:はい! モモコ:次回の予告編はきっと面白いでしょう。 なぎさ:はにゃー、予告編の予告! モモコ:滅多にないでしょ。 なぎさ:予告にまた変なクセつけようとしてません? モモコ:ばれたか。 000029:コアラマスク・リターンズ なぎさ:はい! 予告です。 モモコ:待ってたわ。 なぎさ:次回、「二人のなぎさ!?」。お待たせ!  あたしのそっくりこずえちゃん、再び登場。 モモコ:別に待ってねえよ。 なぎさ:てことはですね、声はあたしの2役ですね。うわっ、たーいへんだな〜、 あっはっは。 モモコ:なーんの、たかが2役。わたしなら1回1役1年1人365役 だってやってみせるわ。 なぎさ:ああ〜、そんなこと言っちゃって。そのうち本当にやらされますよ。 予算少ないらしいから。 モモコ:ああ、しまった! 000030:二人のなぎさ!? なぎさ:次回、「愛は虹の彼方に」。きゃはっ! いよいよ野坂君が主役だ ぴょーん。 モモコ:はあ〜。 なぎさ:どうしました、モモコさん? モモコ:今まで超くせで主役やった人って正直ほとんど変な人たちよね? なぎさ:はあ。 モモコ:たった1人まともだと思っていた野坂君が主役やるってことは! なぎさ:はあ。 モモコ:やっぱりあの人変な人? なぎさ:はあ〜。 モモコ:どうしたの。 なぎさ:違うと言い切れないところが。 二人 :はあ〜。 000031:愛は虹の彼方に モモコ:ついについについについに! なぎさ:はいはいはいはい! モモコ:出そうで出なくてもったいぶっていた、あの赤いカブトムシが本格攻撃を 開始する。 なぎさ:次回、「暗殺指令をあなたに」。なんか緊張ですねー。 モモコ:フフフのフ。 なぎさ:どうしたんですか、モモコさん。 モモコ:この緊張は、もう終わるまで終わらない。 なぎさ:入れ込んでますね。 モモコ:フフフのフのフ。 なぎさ:これが本当の予告ですね。 モモコ:フフフのフのフのフのフのフ。フ〜。 000032:暗殺指令をあなたに なぎさ:荒れ果てた現代の荒野を無常の風が通り過ぎて行く。次回、「風と共 につぶれた (前編)」。は〜、今日の予告はすごいですねー。まともに予告 してますねー。 モモコ:当然です。私が主役の超大作ですもの。 なぎさ:そっかー、冗談も言えないほどすごい作品なんですね。 モモコ:確かにヘンだわ。この予告に冗談がないなんて。 なぎさ:はあ? モモコ:ほんとに冗談じゃないわ。 なぎさ:はあ。 000033:風と共につぶれた (前編) モモコ:たとえ夢破れ、力尽き果てても私は負けない。そう、あしたという日 がある限り。 なぎさ:次回、「風と共につぶれた (後編)」。相変わらず予告はマジですね。 これ続けるんですか? モモコ:あしたはあしたの風が吹く。けれど、最終回はまだ先よ。マジ にやらなきゃ身がもたないわ。 なぎさ:ほんとは真面目な人なんですね、モモコさん。 モモコ:あなたほどじゃないわ。 なぎさ:え〜本気ですか〜!? モモコ:本気よ。私は真面目だもの。 なぎさ:え〜へ〜!? モモコ:どうしたの? なぎさ:ピョン…。 000034:風と共につぶれた (後編) なぎさ:はにゃー。ほんとに学園つぶれちゃいましたね。 モモコ:でも、廃墟に流れる歌がある。私歌います、「りんごの唄」。 じゃなくて…。 なぎさ:次回、「ピーターパンシンドローム」。なんだかモモコさん歌 がくせになってますね。 モモコ:くせにならなきゃ、『超くせになりそう』じゃない! なぎさ:もともとのりすぎの人をチョーのせてしまったんですね。 モモコ:こわいぞ〜。 なぎさ:最終回が近いのかな? モモコ:ますますこわいぞ〜。フフフのフ。 000035:ピーターパンシンドローム なぎさ:何だか最終回みたいに盛り上がっちゃいましたね。 モモコ:まだまだ続くわ。 なぎさ:でも、モモコさん、これからどうするつもりです? 大変ですよねー。 モモコ:同情するなら、続きを見ろっ! なぎさ:次回、「超世界アイドル伝説 パートタイム1」。はにゃー、聞 いたことありそでなさそなタイトルですね。 モモコ:今度は戦争だーっ! なぎさ:そこまで言う! モモコ:真似はしないわ。 なぎさ:フフフのフのフですね。 モモコ:だぴょん。 000036:超世界アイドル伝説 パートタイム1 なぎさ:モモコさん、いつだったか予告で、声の役を365役やってみせるって 言ってましたよね。 モモコ:プロなら当然です! なぎさ:みんな忘れてないみたいですよ。 モモコ:ドキ! なぎさ:次回、「超世界アイドル伝説 パートタイム2」。あたしの台詞は10個 もない。それに比べてモモコさんの台詞…。 モモコ:げっ、こんなに? 言わなきゃ良かった。 なぎさ:後の祭りですね。 モモコ:いいえ、次回は私のお祭りです。ウフフのフのフ〜。 000037:超世界アイドル伝説 パートタイム2 なぎさ:次回、「超世界アイドル伝説 パートタイム3」。でもモモコさん、 あんなにいっぱいきょうだいがいるなんて羨ましいぴょん。 モモコ:そういう見方もあるか。 なぎさ:だって、あたしなんかきょうだいはクマ吉だけだもん。 モモコ:クマ吉がきょうだい!? どういうこと!? なぎさ:それは予告だけで明かされるなぎさの秘密です。次回の予告をお楽 しみに。 モモコ:これはもはや予告ではない。やろうか、そんな予告を。 なぎさ:やるぴょん。 000038:超世界アイドル伝説 パートタイム3 なぎさ:なぎさの平凡な生い立ち。赤ん坊の頃、パパはママに逃げられて、困った パパは森の子持ちの熊さんにあたしを預けたの。だから、クマ吉はお兄さん、 動物たちがお友だち。 モモコ:なるほど、人には様々な育ちがある。生い立ちはどうであれ、今を生 きるのは私自身。だから! なぎさ:次回、「ラストオブアイドル」。 なぎさ&モモコ:最終回! 000039:ラストオブアイドル モモコ:あら? 私たち予告に出てる。どうして? なぎさ:放送する方たちまでクセになっちゃたんじゃないですか、予告が。 モモコ:んー、なんか得した気分。ギャラ出るんでしょうね? なぎさ:はにゃー。でも何を予告するんですか? モモコ:この際だから、別のアニメの予告をどーんどんやらしてもらおうか。 なぎさ:失業しないですみますね。 モモコ:ということで、みなさま、お電話お待ちしております。 なぎさ:電話番号は…。 モモコ:ピーッ! そこまでは無理か。 なぎさ:ぴよん…。